10月15日(日) 琵琶湖・天橋立旅行

 先週末7日(土)〜8日(日)、弟の運転で両親と旅行した。5月に軽井沢に行った際に、両親に国内で行ってみたいところがあるかを尋ねたら、方々旅行したけれど、天橋立には行っていない、と返答があって、弟も私もまだ行ったことが無かったので、早速秋旅行の計画を練ることにしたのだった。

 計画を練るのは姉である私の役割、運転は車好きの弟が引き受けてくれる。6月1日には天橋立の旅館を予約して、8月に実家に泊まりに行ったときに、行きたいところをリストアップしてコースも決めた。

 6日(金)は私は実家に前泊して、7日(土)は6時20分には出発した。午前中雨の予報が出ていたが、運よく出発する頃には上がっていた。

 東名高速道路の御殿場手前、二股にルートが分かれる左ルートで事故があって、1時間渋滞に巻き込まれが、他は順調だった。

 お昼頃彦根について、名物の近江牛の牛丼を食べた後彦根城を訪れた。現存する12城の天守閣の内、国宝になっている5城の一つである。他は、松本城犬山城・姫路城・松江城である。

 築城410年ということと、NHK大河ドラマ放映もあって賑わっていた。天守の階段は急勾配で、私も手摺なしでは上り下り出来なかった。

 この日2か所目は母がリクエストした石山寺紫式部源氏物語の構想を練ったお寺との事。「源氏之間」とされる部屋に、紫式部の人形が置かれているのが微妙だった。

 3か所目は石山寺に行くのなら、近くの園城寺三井寺)も、と天台宗総本山を訪ねた。堂内に沢山の仏像が公開されていたのは圧巻だった。天智・天武・持統天皇が産湯した閼伽井屋が本堂の裏手にあった。

 ここで4時半を過ぎたので、天橋立に直行した。京都縦貫道が天橋立まで開通している情報がナビには入っておらず、行きは神戸から舞鶴若狭自動車道を経由した。それでも7時過ぎには宿に着き、7時半には夕食になった。何を食べても美味しくて、皆で感激した。

 お風呂は母と露天風呂に入った。結構濃い塩泉で、身体が浮くくらいだった。

 翌日はご飯を遅めの8時にしたので、朝食の前に両親を連れて、天橋立の中を散歩した。宿の部屋から回旋橋が見えるくらい近かったので、歩くのが遅い父も行く気になってくれた。

 朝食も丹後コシヒカリの新米のご飯が美味しくて食が進んだ。食後母とお土産を買っている間に、弟も散歩に行った。

 チェックアウト前に智恩寺に行って、知恵の輪のお守りを子どもたちに購入。「三人寄れば文殊の知恵」で有名なお寺である。

 その後「天橋立ビューランド」にケーブルカーで上り、天橋立を見下ろした。股のぞきもしてみた。 この後、伊根の舟屋を見に行った。ここは最近テレビでよく紹介されるので、私がリクエストした。意外にも父も知っていた。



 ここでもう昼前になっていたので、一路比叡山延暦寺に向かった。2時半前に着いたが、昼食をゆっくり取っていては拝観出来ないので、そのまま東塔と西塔を訪ねた。

 東塔の大講堂・根本中堂は四人で、阿弥陀堂は弟と二人で拝観。西塔のにない堂と釈迦堂も弟と二人で拝観した。

 最終日はもう一ヶ所、近江八幡が残っていて、日没前に着きたいので、そのまま奥比叡ドライブウェイを抜けて、琵琶湖大橋を渡り向かった。何とか到着して、街並みを散策、近江商人の館も一ヶ所見学した。

 ここでお団子を購入して食べて、とにかく高速に乗ろうということになった。夕飯はドライブウェイで。実家に12時過ぎに着いたので、そのまま私は泊まった。

忙しくも充実した旅行だった。早速アルバムを作って、昨日母に渡した。今日電話をしたら、アルバムを見ながら、父と楽しかったねと話していたところとの事だった。両親が喜んでくれたのが何よりだった。