10月12日(日)日光霧降高原

 体育の日の三連休中日の今日は、10時半に自宅を出発して日光方面にドライブに出掛けた。日記を調べたら、3年ぶりの日光である。

 前回は、行きは東北道日光宇都宮道路で日光に入り、いろは坂を上って、華厳の滝中禅寺湖、竜頭の滝、戦場ヶ原(三本松、赤沼、小田代原の白樺「貴婦人」)、湯滝、湯ノ湖を廻って、金精峠経由で沼田ICから関越道で帰って来た。

 今回は夫の提案で、霧降高原初訪問である。日光から霧降高原道路で、その名の通りの霧深い道を30分程上れば、そこが霧降高原である。

 レストハウスの駐車場に車を止めて、キスゲ平園地の「天空回廊」に挑戦した。なぜ挑戦になるかと言えば、「天空回廊」とは、1445段の階段のことだからである。
 下りて来た人の話によれば、階段の途中から雲の上に出て、綺麗な雲海が見られるということだった。

 早速靴を履きかえ、階段を上り始めた。前半は緩やかだったが、後半は勾配が急になった。とは言え階段なので、とても上りやすい。足に自信のない人は、手摺もついているので安心である。

 1000段を過ぎたあたりから雲の上に出て、雲海が眼下に開けた。その素晴らしさは言葉では言い表せない。

 標高1635メートルのキスゲ平に到着して、ゆっくり景色を堪能した。遠くには富士山の頭も拝むことが出来た。

 晴れた日の景色もいいかもしれないが、このような雲海にはなかなかお目にかかれないので、却ってラッキーだったかもしれない。
 ハイキングコースや、登山コースもあって、かなり整備されている印象を受けた。

 再び階段を下りて、登頂記念のはがきをもらった。展望デッキに書かれている“合言葉”をレストハウスの案内所で申し出るともらうことができる。

 合言葉は毎月19日に更新されて、4種類集めるといいことがあるらしい?!

 まだ昼食をとっていなかったので、車で大笹牧場に向かい、ジンギスカンを食べた。食後、牧場を散策していると、のんびり草を食んでいる羊を見かけ、食べる前に見ていたら、とても食べられなかったな、と思った。

 霧降高原道路の、キスゲ平と大笹牧場の間には、六方沢橋という絶壁間に架けられた橋があるのだが、雲が立ちこめていて下を見ることは出来なかった。その方が幸いだったかもしれない。

雲で視界が悪いので、暗くなる前に日光まで下りようと、大笹牧場を早々に後にした。途中まで順調だったドライブだったが、事故渋滞に1時間余り捕まり、帰宅したのは9時近かった。