8月14日(土) 四阿山ハイキング

 8月11日から13日まで、夫と二人で旅行に出掛けた。二人の子どもは、夏期講習が入っていたこともあるが、親と一緒に出掛けることを、鬱陶しいと思う年齢になったらしい。

 以前の私なら、子どもを残して外泊することなど考えられなかったが、去年ニューヨークに行ってからというもの、私が不在の方が、子どもたちが却って、家のことをやってくれるということが分かって、たまの外泊は気にしなくなってしまった。

 今回も、私のせっかくの夏休みなので、子どもたちの「お二人でどうぞ!」の言葉に甘えて行くことにした。

 さすがにお盆の週なので、関越自動車道は多少の渋滞があったが、想定の範囲内で軽井沢に着いた。

 ツルヤで買い出しをしていたら、見覚えのある男の子(と言っても大学院生)を見かけたが、声をかける訳にもいかないので、しばらく様子を見ていると、案の定いとこが現れた。

 2年ぶりの再会だったので、夜、夕食を一緒にする約束をして別れた。夕食は話が弾み、ビール4缶、ワイン2本、冷酒1本がほとんど空いてしまった。

 翌12日、この日は四阿山(あずまやさん)ハイキングをする予定だったが、台風の影響で、車で出発して間もなく、雨が降り出したので、翌日に延期することにし、この日はゴルフ練習場に行って、久しぶりに打った。

夫は、今になってようやく、「ゴルフに開眼した!」と言って喜んでいた。帰り支度をしていると、いとこにまた会ってしまった。

 世間は本当に狭い。悪いことは出来ない!出来ない!

 13日は、朝起きた時は太陽が出ていたが、だんだん曇ってきて、台風一過とはいかなかった。でも、ハイキングにはちょうど良い。

 車でパルコール嬬恋スキー場に向かった。スキー場のゴンドラで標高2100mまで一気に昇った。

 そこからは、往復3時間のハイキングコースである。四阿山は標高2354m、日本百名山にも選ばれている。曇っていたが、雲が高い位置にあったため、視界は良好で、遠くに南・北・中央アルプスが見渡せた。

 登りは途中、1回だけ軽く休憩をしただけで頂上に着いた。記念写真を撮ったりしていると、10分もしないうちに、急に雲が湧いてきて、景色は見えなくなってしまった。山の天気は本当に分からない。

お弁当をさっさと食べて、早足で下山した。

辺りには、ヤナギランやアザミなどの花が咲き乱れていた。

 通りがかりの登山者に、白いアザミが咲いている場所を教えてもらった。突然変異だろうが、珍しいものを教えてもらった。

 眺めは良いし、鎖場もあったりで、楽しいハイキングだった。

 もう一泊したかったが、14日はオープンキャンパスに行くことにしたので、お風呂だけ入って帰宅の途についた。

 今日は今日で、たっぷりの洗濯と、オープンキャンパスと、その後、夫の大学へ残りの荷物を運ぶのを手伝って、自宅に戻ったのは21時だった。

 まったく、よく体がもつものだと我ながら感心するが、きっと明日も動いてしまうのだろう。休みたいなどと思ったら最後、ダウンしてしまいそうなので、日々強気、攻めまくっている。