9月12日(日) シーボニアマリーナでランチ!

 今日は、日曜日だと言うのに、娘がテニスの試合で出掛けるので、早起きだった。

 起きた時はさすがに9月、涼しくなったと感じたが、7時を過ぎて、太陽が上がって来ると、真夏の暑さが戻ってきた。

 娘を出して、息子も出掛けると言うので送り出し、ゆっくり朝食を取ってから、9時過ぎに、三浦半島の油壷近くにある、シーボニアマリーナまでドライブした。

 環八の玉川インターチェンジから第三京浜に乗り、横浜新道、横浜横須賀道路を経由して、衣笠インターチェンジで下りた。

ナビゲーションは、この後、三浦縦貫道路に進むように、指示していたようだが、会話が弾んでいて聞き逃したようで、一般道路に下りてしまった。

幸い、一般道路も空いていたので、11時過ぎには、目的地であるシーボニアマリーナに着いた。(実は、シーボニアマリーナに向かう道を、右折し損ねたついでに、油壷マリーナにも立ち寄ったのだが・・・)

ここには、夫と交際中に一度来ているが、もう21年以上前のことである。

休日は、ランチメニューが無かったが、シーボニア創業以来の人気メニュー、シーボニアライスを含むシンプルなコース料理があったので、二人ともそれを頼んだ。

オードブルが出て来て、ワインでも飲みたいところだったが、帰りは私が運転するので我慢した。

 夫には「飲んでもいいよ」と勧めたが、一緒に我慢してくれた。出掛ける前に、夕食用に、スペアリブをマリネしてきたので、圧力なべで美味しく煮込んで、ワインをたらふく飲むことにしよう!

 さて、このシーボニアライス、サフランライスに、シーフード入りのトマトソースがかけてある料理だった。家でも出来そうなので、味を忘れないうちに、作ってあげる約束をした。

 お腹もいっぱいになり、マリーナ内を散歩して、ヨットの帆の手入れをしたり、ヨットを洗っているところなどを見て歩いた。

 ヨットを持っていると言えば格好いいが、容赦ない日差しが照りつける中の作業は、本当に好きでなければ出来ないなぁ、と思った。

 しばらく、海を眺めたりもしたが、いつまで見ていても飽きるということが無かった。

 海って、こんなに楽しかったんだ・・・と若かった頃を思い出したりもしたが、さすがに立っているだけでも、じわじわ汗が出てくる気温だったので、車に戻って帰ることにした。

 帰りは、行きに乗り損ねた、三浦縦貫道路に乗って、横横道路に合流した。第三京浜に入るまで、分岐、分岐の連続で、気が抜けなかった。

 追い越し車線を走っていると、気付かないうちにスピードが出てしまうので、覆面パトーカーが走っているという看板が、ご親切に建っているし、スピード違反車を撮影するカメラもあったので、気を付けて走った。

 自宅には3時半頃到着。洗濯物だけ取り入れて、子どもたちもまだ帰っていないし、久しぶりにお昼寝をした。

 1時間のつもりが、2時間も寝てしまい、よっぽど疲れていたんだなぁと思った。

 夕食は、マリネしてあった豚のスペアリブを、マーマレードで煮込んだものと、イタリアンサラダ、御飯のおかずには、昨日、生筋子が売っていたので、ほぐして、お酒とお醤油に漬けて置いたものを用意した。

 もちろん、お昼から我慢していた、ワインも開けて、「まるで、レストランで食べているよう!」という話になった。

 スペアリブは1キログラム煮込んだが、売れに売れて、足りないくらいだった。今度は、1.5キログラムは最低でも用意しないと・・・ということになった。

 酔ってしまって、しばらく横になってから、片付けをした。

 それから、風が出て来て涼しかったので、ベランダに出て、車庫に置いてある愛車フェアレディーZを眺めた。

 しばらくして、夫もベランダに出て来た。

 車が安いなんて言ったら、「何て高慢な!」と言われそうだが、今の幸福な気持ちは、何物にも代えがたい。

今まで、子ども中心に生活して来て、自分のことは後回し、もちろん、ある意味それが普通なのかもしれない。

 でも、明日生きているか分からないというのは大袈裟にしても、実際、一年先は、どうなっているか分からない。

 一度の人生、やりたいことは、出来ることなら、我慢するのは止めよう・・・そんな風に考えるようになった。

 一年間夫と離れて暮らしたこと、ニューヨークに行ったこと、友人の病気、色々とあった。

 去年は、考えるチャンスと時間を与えられ、ラッキーだった。

 フェアレディZを持たなかったら、毎週のように夫とドライブすることもなかっただろう。

見るものが新鮮で、いろいろな物や人にときめく気持ち・・・しばらく、忘れかけていたものが、急に蘇って来た。

 多少の出費は、ダブルインカムでカバーすることにして、大いに楽しむことにしよう!