9月11日(土) 携帯が鳴った!

 今週も、一週間が早かった〜。

昨日の昼休み、自宅に戻ってお昼を作っていると、息子から、駅前の書店を見たけど、欲しい本が無かったので、近いうちに買って来て欲しい、と頼まれた。

 初めは、翌日の土曜日は仕事が休みだし、夫も、午後は大学に出掛けると言うので、ショッピング方々、新宿にでも出ようかと思っていた。

 でも、よくよく考えたら、やらなければならないことが山積みだったので、その場で在庫を確認し、取り置いてもらって、仕事帰りに、新宿南口の紀伊国屋書店に寄ることにした。

 そうこうしているうちに、仕事に戻る時間になった。

 夫も、私の帰宅中に電話が入り、追っかけ出掛けることになった。


 さて、仕事が終わって、中央線で新宿に出て、紀伊国屋書店に向かった。

 カウンターで名前を言って、頼んであった本を確認し、会計をしていたら、携帯が鳴った。相手は夫だった。

 「今、何処?」と聞かれたので、「紀伊国屋で会計をしているところ」と答えたら、「今、お茶ノ水で中央線に乗ったから、一緒に帰ろう。因みに青梅行きの一番前の車両に乗っているから」と言う。

 会計を済ませ、足早に駅に向かい、中央線のホームに降りると、青梅行きのドアが閉まるところだった。が、よく見ると中央特快だった。

 中央特快に乗るはずはないのに、と思っていたら、つぎの電車も青梅行きであった。

 一番前に行くのに、私は、ホームの端から端まで歩かなければならなかった。ホームの中央あたりに来た時、電車が入って来たので、最後はダッシュした。

 夫は電車から降りて、辺りを見回していた。

 手を振って、私に気付かせ、同じドアに向かい、駆け込み乗車!

「駆け込み乗車はお止め下さい」、なんてアナウンスがあったら恥ずかしいな、と思ったが、大丈夫だった。

 帰宅時間が同じような時間になったことも、夫が乗っていた電車にちょうど間に合ったことも、まったくの偶然だったが、こんなにぴったり時間が合うなんて不思議で、思わず笑ってしまった。


 私は自転車で来ていたので、夫とは、駅で一旦別れた。

 駅ビルで買い物を済ませ、エスカレーターに乗っていたら、先ほど別れた同僚に偶然会った。

 飲み会があるので、時間を潰していたのだった。こちらも、まったくの偶然。

 一日のうちの多くの時間を共有していると、時間の刻み方まで似かよってくるものなのだろうか(笑)