9月19日(日) 池の平湿原と東篭ノ登山再び!

 先週末から、シルバーウィークという、名前はどうでもいいが、飛び石連休の一週間が始まった。

 私たち夫婦は、18日、子どもたちを学校に送り出してから、10時に愛車フェアレディーZで、一泊旅行に出発した。

 初めは出掛けるつもりはなかったのだが、私が、例によって、娘を車で送って帰って来ると、玄関に、夫の旅行カバンが用意されていた。

 「天気がいいから、やっぱり出掛けよう!」と言うのだ。

 急いで、途中だった洗濯物を干して、掃除機をかけ、自分の用意と、夫の衣類だけ用意して出発した。

 三連休の初日とあって、関越自動車道は、混雑していた。

 10時に自宅を出たのに、軽井沢のツルヤで買い物を済ませて、北軽井沢に着いたのは、3時を回っていた。

 遅いお昼を軽く食べて、暗くなる前に30分ほど散歩をした。

 帰って来てから、お腹はまだ空いていなかったが、お酒が飲みたくなったので、ワインを開けて、チーズとクラッカーをつまみに飲み始めた。

 この日は他に何もせずに。翌日のハイキングに備えた。雨雲が気がかりだったが、晴れ女である自分のことを信じて、寝ることにした。

 19日の朝は、6時前に目が覚めたが、外はまだ曇っていた。

 私の方が身支度に時間がかかるので、起きて身支度を整えてから、朝食の準備を始めた。

 そうこうしているうちに、窓から、太陽の光が差し込んで来た。

 朝食を食べ、バナナだけ持って、8時に出発。途中で、おにぎりと飲み物を買って、池の平駐車場には、9時に到着した。

 今回は、思いつきの旅行だったので、ハイキングも軽くしておこう、ということで、池の平湿原から、三方ヶ峰(2,040m)経由見晴岳(2,095m)という、一時間半程度の、軽いコースをチョイスした。

 三方ヶ峰からも、見晴岳からも、遠くに、南は八ヶ岳、北は北アルプスの白馬岳、槍ヶ岳まで臨めた。

 いったん、池の平に下りて駐車場に戻ったが、物足りなかったので、7月4日に登った、東篭ノ登山(2,227m)にもう一度トライした。

 前回は、晴れたものの、雲が低い位置にあったため、景色が臨めなかったのだ。

 登り50分コースのはずが、前を登っていた私がペースを上げ過ぎたため、30分ほどで山頂に着いてしまった。

 今回は、遠くに八ヶ岳槍ヶ岳まで臨めて、リベンジを果たした。おにぎりと、夫は、足攣り予防にバナナを食べ、下山した。

 再び駐車場に下りたのは12時。見晴岳から下山する際、雲上の丘広場(2,110m)を通るのを忘れたので、再び、往復1時間の見晴歩道ハイキングを追加した。

 結局、合計4時間のハイキングになり、軽いどころか、普通のハイキングになってしまった。

 8月の末に白根山にドライブした際、リンドウやヤナギランはまだ見頃で、すすきは穂を伸ばし始めたところだった。

 今回、りんどうは、辛うじて残っていたが、ヤナギランはほとんど見られず、すすきの穂は開き始めていた。

湿原を歩いていると、赤とんぼが体にまとわりついてきた。わずか3週間で、確実に季節は移ろっていた。

 もう一泊しようかとも思ったが、子どもたちを残して来ているし、3連休の最終日は、高速道路が渋滞することが予測されたので、お風呂に入って、夕食を食べて、仮眠を取って、10時に北軽井沢を出発した。

 自宅に着いたのは、日にちが変わって、20日(月)の午前1時だった。・・・次回に続く。