9月22日(水) 高速道路をオープンで走った!

 今日は娘の16歳の誕生日だった。今日から大学が始まった夫が、帰りにデパートで、いちごのショートケーキのデコレーションケーキを買って来てくれた。

 蠟燭も、ちゃんと歳の数だけもらって来てくれた。上出来である。

 さて、先週、今週と、仕事も、プライベートも忙しくて、なかなか日記が書けない。今日は、前回の続きである。

 19日(日)は、渋滞回避のため、午後10時に北軽井沢を出発した。

 夕食を食べ終わってからというもの、夫の心は、東京に帰ることで占められていたので、「もう、出よう、出よう」を繰り返していた。

 過去の経験から、私は、何時に出発しても、渋滞が終わらない限り、到着時間に左程違いがないことは分かっていた。

 その、別れ目が、北軽井沢午後10時(つまり、旧軽井沢11時)である。

 「まだ、まだ」となだめて、仮眠を取り、10時ぴったりに出発した。

 出発してしばらくは、幌を閉じて走っていたが、有料道路に入る際、夜空が見たくて、幌を開けた。

 残念ながら、この日は雲が多く、星は数えるほどしか見えなかったが、晴れていたらと思うと、この次が楽しみである。

 ほとんど車が通らない有料道路を、夫の運転で降りてきた。

 国道18号線に出て、上信越道自動車道路入口に設置されている、渋滞情報を伝える電光掲示板には、遠目には、渋滞情報が掲示されていた。

 ところが、徐々に近づいて行くと、途中で、なんと、渋滞情報が消えた。

“やったね!”という感じで、そのまま、高速道路に進入した。

 高速道路を、オープンにして走るのは、もちろん初めてである。

 車を購入する際、高速道路をオープンにして走ることは可能か、念のため聞いていた。一応可能であるとのことだった。

 その後、シーボニアマリーナに向かう高速道路で、オープンにして走行している車を何台か見かけた。

 「やっぱり、ありなんだね!」ということで、今回トライしてみたのである。

 夜遅かったので、交通量も少なく、皆が運転に集中しているためか、他の車の目も、昼間ほど気にならなかった。

 何より、高速で走行しても、車内に風が巻きこんで来ないように設計されているため、髪がバサバサになることもなく、会話も、CDを聴くことも、不自由なく出来ることは、驚きだった。

 最大のリスクは、高速道路で事故ったら、重傷を負うか、最悪死んでしまうかもしれないこと。

 可能性の低いことを気にして、こんな楽しみを諦めてしまうことは、今の私には出来ない。

 オープンにして走行していて、不快に感じるのは、唯一、トンネル走行の際の轟音くらい。思いがけないおまけは、“田舎の香水”の匂いが、直接入ってくること。

 フェアレディーZが我が家にやって来て、週末が本当に待ち遠しくなった。