9月23日(木) 原則あれば例外あり

 たった今、娘のお誕生日会から帰宅した。お誕生日は昨日だったが、夕食に家族4人が揃わなかったので、今日、イタリアンレストランを予約して、一日遅れのお誕生日会となった。

 このお店は、本来、当日予約は受け付けないのだが、予約しないと、休日など、一時間近く待たなければならないので、ロス時間が出てしまう。

 私は、“原則は、例外を作るためにあるもの”と思っているので、今日の午前中、お店に電話を入れて、今夜の予約を試みた。

 当然のことながら、最初に電話に出たお店の女の子には断られた。

 責任者に代わってもらい交渉した。

 今日は朝から冷たい雨が降っていて、夜まで降り続ける予報が出ている。

 予約客は来店したとしても、予約なしの客は、通常の休日より減少することは、火を見るより明らかである。

 私が責任者だったら、原則論は無視して、予約を受け付ける。

 果たして、このお店の責任者は・・・

 合格!予約時間は、多少こちらが譲歩したが、当日予約出来た。

 久しぶりの、家族4人の外食だった。

 エスカルゴ、炙りサーモンのサラダの前菜から始まり、ピザ、パスタ、デザートと、楽しい食事の時間は進んだ。

 私と夫は、美味しい赤ワインを頼んだ。

 デザートの際、娘がオーダーしたフルーツタルトのお皿には、タルトの他に、長い蝋燭1本と短い蝋燭6本が立てられたパイが乗っていた。

 店内の照明が消えて、お店の人が私たちのテーブルに集まってきて、娘のために「HAPPY BIRTHDAY」の歌を、イタリア語と英語で歌ってくれた。

 娘は恥ずかしがっていたが、きっと楽しい思い出になるだろう。

実は、私も何年か前に、この儀式をやってもらっている。ただし、「HAPPY BIRTHDAY」の歌は、小さい声で歌ってもらった。

今度やる時は、大きい声で、歌ってもらうつもり。

でも、お誕生日は2月。来年ばかりは、お誕生日当日に祝ってもらえそうにない。