11月20日(土) 公開講座を聴講した!

 天気も良く、近郊の紅葉も真っ盛り・・と来れば、絶好のドライブ日和だったが、夫が大学の公開講座で講演することになっていたので、私も聴講しに行った。

 往復とも私の運転で、愛車フェアレディZをオープンにして走った。何ともお洒落な送迎車である。

 映像の確認などがあるため、開始時間の2時間前に来て下さい、と広報課の人に言われていたので、渋滞リスクを考慮して自宅を出たら、3時間前に着いてしまった。

 研究室で、夫は映像やパワーポイントの確認をしていた。私は研究室にあった本を読んで過ごした。

 時間になったので、講演が行われる講義室に行き、映像を、講義室備え付けのPCに取り込んでから、学食で食事をした。

 夫は、広報課の女性から、「せっかく奥さまがいらっしゃったのですから、学食なんて言わずに、どこか美味しいお店に連れて行って差し上げたら如何ですか?」と言われていたが、私は、「郷に入ったら郷に従え」という主義なので、学食に行ってみたいと思っていた。

 日本の大学の学食で食事をするのは、18年ぶりであった。

400円の定食を頼んだら、チキンカツ・肉野菜炒め・スパゲティ・コールスローサラダ・炒飯・わかめの味噌汁と盛りだくさんだった。

 公開講座は、前半はニューヨーク留学中の思い出話とアメリカの実態を、ビデオ上映を交えて解説した。

 後半は、アメリカと日本の資本主義経済を比較し、日本経済に提言をする、という内容だった。

 講演終了後の質疑応答も盛況で、ひとまず成功と言えるだろう。

 夫の講義を聴いたのは、今回が初めてであった。

 私に説明する時より、優しい口調で、分り易く解説していた。

 講演終了後、先ほどの広報課の女性から声を掛けられた。

 「奥さまが、心配そうに先生を見守っていらっしゃったのが印象的でした。夫婦はこうあるべきだと思いました」と言われた。

 甘いな〜。夫婦の関係はそんな簡単なものではないのだ。