2月14日(木) 映画「レ・ミゼラブル」を観た!
昨日は映画「レ・ミゼラブル」を新宿ピカデリーで観た。公開後すぐにでも観に行きたかったのだが、“J”を迎えてから、仕事以外家を空けにくくなって、昨日になって漸く観に行くことが出来た。
平日だと言うのに映画館は満席だった。特に狙った訳ではなかったが、水曜日はレディースデイで、女性は千円で観る事が出来る。
「レ・ミゼラブル」は、1985年の初演以来、ロンドンでは27年間にわたり上演が続き、今なおロングラン記録を更新し続けるミュージカル。世界43カ国、21カ国語に翻訳され、6000万人を超える観客を動員しているそうだ。
原作は、ヴィクトル・ユゴーが1862年に発表した小説。格差と貧困にあえぐ民衆が、自由を求めて立ちあがろうとしていた19世紀フランスを舞台に展開する。
主人公のジャン・バルジャンは、飢えに苦しむ妹の子どものために、パンを盗んで投獄される。19年の刑期を終え仮釈放されるが、生活に行き詰まり、再び盗みを働いてしまう。その罪を見逃してくれた司教の真心に触れ、生まれ変わろうと決意。名前をマドレーヌと変え、市長の地位まで上り詰める。そんなジャン・バルジャンを執拗に追いかける警官のジャベール。マドレーヌが経営する工場で働いていたファンテーヌ。彼女の死に際に愛娘コゼットを託されたジャン・バルジャンは、ジャベールの追跡をかわしコゼットを連れてパリへ逃亡。美しい娘に成長したコゼット。パリの下町で革命を志す学生たちが隆起する事件が勃発。その学生の中にコゼットと結ばれる運命のマリウスが・・・
監督は『英国王のスピーチ』でアカデミー賞監督賞を受賞したトム・フーバー。製作にはキャメロン・マッキントッシュ。キャストはすべてオーデションで選考された。
ジャン・バルジャンには『X-メン』のヒュー・ジャックマン、ジャベールには『グラディエータ』のラッセル・クロウ、ファンテーヌには『プラダを着た悪魔』のアン・ハサウェイ、コゼットには『マンマ・ミーア!』のアマンダ・セイフライドが起用された。
すべての歌を実際に歌いながら、生で収録する撮影方法が取られたため、映画でありながらミュージカルの舞台を観ているようであった。
誰かのために生きることの尊さ、困難に立ち向かっていく勇気、希望を持つことの大切さ、若者の純粋さとエネルギーに感動し、涙が溢れてしまった。何度でも繰り返し観たい映画である。
話は変わって我が家の”J”である。その後、”hand(お手)”と”change(お替り)”が出来るようになったり、レバーを引いてドアを開けられるようになったり、そのため、リビングを抜け出して階段を下り、玄関にある靴を銜えて階段を上って戻って来る、などといういたずらも覚えてしまった。
人間の赤ちゃんより目が離せない。体重は11キログラムを超えて、抱っこ出来なくなる日も近い。