10月20日(日) 映画「DIANA」とNYC Taxi

 今日は雨の中、友人と映画「DIANA」を銀座に観に行った。以前は隔月で会っていたような気がするが、最近は年二回のペースになってしまった。

 映画は、「ダイアナが亡くなる前の2年間で彼女がいかに変貌し、本来の自分らしく生きることが出来たか」に重点を置いて制作された。

 彼女が変貌を遂げるキーパーソンとなったのが、心臓外科医のハスナット・カーンである。彼との恋愛が、彼女を一人の女性として強くしたのである。

 恋愛は頭でするものではないのは百も承知だが、映画では、「ダイアナ」を愛するのに、ハスナット・カーンの覚悟が、あまりにも希薄な印象を受けた。

 事実を出来る限り忠実に描くためのリサーチをしたとは言え、本当のところは分からないが。
 映画の後は、近場のルミネでイタリアンランチ。お腹一杯になったところで、まだ小雨は降っていたが、三丁目方面に歩いて行った。

 日産のショールームに、今月末からニューヨーク市内を走り始める、NYC Taxi(YellowCab)が展示してあったので立ち寄った。

 車にも乗ってみたが、ボックスタイプなので座りやすく、足元も広かった。

 いつ全てのYellow Cabが日産車になるのかコンパニオンに尋ねたら、ニューヨーク市と日産の間では全車入れ替えで合意しているが、民間会社が車を選ぶ自由を主張し、訴訟に発展しているので、先行きは分からないとの事だった。

 日本車は日産にしてもトヨタにしてもその他のメーカーにしても、安全で丈夫でいい車だが、私個人として、多様性がある方がニューヨークらしいのではないかと思う。

 雨が降っていたせいもあるが、松坂屋の閉店によって、通りが暗くなってしまった。行き交う人の話す言葉も中国語だったりすると、いったい私はどこを歩いているのかと思ってしまう。

 大好きな銀座、もう少し頑張って!