11月17日(日) 映画「Steve Jobs」

 今週末は娘が帰京していたので、日曜日の今日は、夫と二人で映画「Steve Jobs」を観に行った。

 私は、スティーブ・ジョブズ、若しくはアップルの熱狂的なファンと言う訳ではないのだが、現在iPhone5を使っているし、約四半世紀遡って新婚時代、夫はマッキントッシュを使っていた。

 秋葉原まで夫と買いに行って、かなり重かったのに、すぐに使いたくて、持って帰ったのを覚えている。今から思うと信じられないが、50万円位したのではなかったか。

 映画の中で、マッキントッシュの価格設定が、取締役会の方針で、当初スティーブ・ジョブズが考えていたのより高く設定されてしまい、そのため売り上げが上がらなかったという場面があった。

 仕事に必要だったことと、当時はDINKS(今は死語?)だったので購入したが、確かにプライベート用に気軽に買える価格設定ではない。

 ビジネスマンとしては、鋭いビジネス嗅覚と類稀なヴィジョンを持った完璧主義者。人間としては、我儘で傲慢な変人。

 スティーブ・ジョブズってそんな人だったのかなと、映画を観て思った。いずれにしても、スティーブ・ジョブズが20〜21世紀の偉人だったことは間違いない。

 余談だが、映画「Steve Jobs」のパンフレットは、表紙が汚れないように、紙のカバーがかかっている。

 スティーブ・ジョブズだったら、最低この程度はこだわっただろうと、パンフレット制作者が配慮したのだろうか?