8月6日(木) 時間さえあれば・・・

 家にいる時は、時間さえあれば、テレビを見るより、一人で本を読む方が好きな私ではあるが、最近は、少しまとまった時間が取れれば、DVDを観ることが多い。

 先日もオリヴィア・ニュートン=ジョンの「XANADU」を観た。

 レコード会社の雇われ画家、ソニー(マイケル・ベック)が、ある日、海岸で不思議な魅力を持つ女性(実はミューズ)、キラ(オリヴィア・ニュートン=ジョン)と出会う。

 一瞬にして心を奪われたソニーは、神出鬼没のキラを探し回る。

その途中、初老のダニー(ジーン・ケリー)と知り合い、彼の夢であるナイトクラブ実現に向けて協力する。

 その計画にキラも関わるが、果たして恋の行方は・・・というお話。

 オリヴィア・ニュートン=ジョンはキュートだし、名曲「XANADU」は、つい口ずさんでしまうが、オープンしたナイトクラブが、ローラースケートクラブだったり、キラがゼウスの9人の娘の一人でミューズだったり、少し時代がかっていて、SFっぽいストーリーも、中途半端な気がした。

 本編が96分と、映画としては短い方だが、少し飽きてしまった。

 一口にDVDを観ると言っても、いろいろなジャンルがある。

私の場合、話としてはラブストーリー、音楽が楽しいミュージカル映画もお気に入りである。

 もちろん、映画館の大きいスクリーンで観る場合は、いろいろな作品を観る。

 ミュージカル映画は、ブロードウェイに行ったら何を観ようかしら、などと考えながら観るし、ラブストーリーは、いつもの如く主人公になりきって、あり得ない事に、一喜一憂しながら観るのである。

 まったく、人が見たら、〝いくつになってもおめでたい人〞、と言われそうである。

 今、ワードで「(お)めでたい」と打ち込んだら、ひらがなとカタカナ以外に、①目出度い②芽出度い③愛でたい、と出た。

 〝いくつになっても愛でたい人〞なら最高だわ・・・と、ふと思った。

 それには、いろいろな意味で、かなりの努力が必要である。