10月27日(火) Good-bye First Pierce

 昨日で、ピアッシングをしてからちょうど4週間経ったので、思いきって、夜一人で、First Pierceを外してみることにした。

 クリニックでも、「First Pierceは固いので、外せなかったら来て下さい」と言われたし、同僚の一人も、「片方は自分で外せたけど、もう片方は、主人に外してもらった」と言っていたので、少し不安だったが、思いきってtryした。

 引っ張りすぎて、耳たぶが切れたら大変、と思い、鏡を見ながら、慎重に外しにかかった。キャッチをつまんだ際、爪が少し欠けたが、両耳のピアス共、無事外すことが出来た。

 耳に開いた小さなピアスホールは、炎症を起こすことも無く、ごく自然に仕上がっていたのでホッとした。

 一ヶ月の間、ずっと私と共にあったFirst Pierce。外してよく観察してみると、かなりがっちりしている事が分かった。

 まず、ピアッシングの際、ホッチキスのような器具で力はかけるが、耳に穴を開けるのは、ピアス自身なので、当然のことながら、先端は注射針のように尖っていた。

 ポストはかなり太いし、キャッチもスナップボタン位大きいし、トップの高さもあった。

 ピアッシング当日は、トップのデザインに目がいったので、細部まで観察できなかったが、ピアスというより、部品のようでもある。

大切な記念の品なので、消毒してから、丁寧に拭いてしまった。Good-bye First Pierce!


 ピアッシングは私にとって、過去の自分との決別、新たな自分の発見を意味している。もちろん、おしゃれを楽しむ手段でもあるが・・・


いよいよ、Second Pierceの出番である。耳たぶとピアスを消毒して、ピアスホールにゆっくり通してみる。引っかかることも無く、両耳ともすーっと入った。キャッチを付けて出来上がり。

Second Pierceをつけて鏡を覗いていたら、不思議な感覚に襲われた。肩の力が、さらに抜けていくのが分かった。

また一歩、自由な人生を歩み始めたようである。