11月26日(木) 10代にタミフル?
娘が昨日の朝、37.7度の熱を出して、学校を休んでいる。時節柄、インフルエンザを疑い、昨夕近所の内科を受診した。
午前中に行かなかったのは、インフルエンザ用の検査キットで、より正確な反応を見るには、発熱から最低でも6時間、病院によっては10時間経っているのが望ましいと言われるからである。
その診療所では、最近インフルエンザの患者は出ていないとのことで、最初、細菌感染を疑ったが、点滴後の検温でも下がらず、むしろ上がっていたので、インフルエンザの検査をしたところ、見事にヒット、A型インフルエンザと診断された。
季節性のインフルエンザの流行はまだ見られないので、多分新型インフルエンザだろう、とのことだった。
ここからが問題である。
娘は中学3年生、つまり15歳である。にも拘らず、タミフルが処方されようとした。
私は、間髪を入れず、リレンザの処方を頼んだ。その診療所は、院内処方をしているが、リレンザを置いていないという訳ではない。
もちろん、無ければ、院外処方を頼んだが・・・
診療所は混んでいるので、吸引薬のリレンザより、経口薬のタミフルの方が、指導いらずな分、時間の節約になるのだろう。
Doctorも快く?リレンザを処方し、一応の説明をして私に手渡し、「お大事に」と言って診察を終えようとしたので、もうひと踏ん張り。
「吸引の方法がよくわからないので、今夕の分、先生が吸引させてみて下さい。」と言って、Doctorに、やらせてしまった。
おかげで、吸引方法がよく分かり、安心して帰宅できた。
多少の嫌みは言われたが、へっちゃらである。
娘は恥ずかしかったのか、診療所を出るなり、「みんな結構、タミフル飲んでるよ。」と言っていた。
2007年3月20日、厚生労働省は、タミフルを「原則10代には使用禁止」とした。
2007年12月25日、厚生労働省の薬事・食品衛生審議安全対策調査会は、タミフルの10代への「使用制限措置」は妥当、と結論している。
我が身は、自分で守る時代である。