2月21日(日) 宝塚歌劇団公演を観に行った!

 今日は、日比谷にある東京宝塚劇場に、星組公演「ハプスブルクの宝剣」「BOLERO」を友人と観に行った。

 観劇は、以前から予定していた訳ではなく、一昨日、ひょんなことから、別の友人からチケットを譲ってもらったのだった。

 星組のトップの柚希礼音が、私に似ている(外見ではない)と友人たちが言うので、休日のチケットが手に入れば、近々観に行きたいと思っていたので、楽しみだった。

 宝塚歌劇団の公演は、中学生の時「ベルサイユのばら」「風と共に去りぬ」を観に行って以来であった。恐ろしいことに、30年以上ぶりである。

 一緒に行った友人は、星組のトップ、柚希礼音の大ファンで、入り待ち・出待ちをするくらいの人である。当然、同じ公演に何回も足を運ぶ。

 私は、下手な質問は出来ないぞ、とネットで調べて、しっかり予習をして行ったし、劇場でオペラグラスも借りて、しっかりと観た。

 宝塚の公演を観て思ったことは、まず、曲がいいことである。「ベルサイユのばら」の時の「愛、それは甘く・・・」がそうであったが、一回聞いただけで、つい口ずさんでしまうのである。

 今日も、帰宅して、夕食を作りながら、「Candle in your mind〜魂に宿る光(希望)〜」のメロディーのさびの部分を、知らず知らずのうちに、ハミングしていた。さすがに歌詞までは出てこなかったが。

 次に、セリフがいいことである。今日も、私の琴線に触れた言葉がいくつかあった。例えば、「困難に当たっても、決して希望は捨てない」「君は自分の思う道を進めばいい。恐れないで」(ハプスブルクの宝剣)「生きていれば愛に気付く。生きていれば愛に出会う」(BOLERO)など。

 何でもない言葉だが、最後の「お帰りなさい」(ハプスブルクの宝剣)では、不覚にも涙してしまった。

 友人に悟られまいと思い、涙を拭った拍子に、コンタクトレンズがずれてしまい、ますます涙が出て来て、白状する羽目になった。でも、そこはむしろ、泣くべきところだったらしい。

 スターのダンスが素晴らしかったのは、言うまでもないが、新人たちのラインダンスが、とても印象的だった。まだ、足も太く、ウエストもくびれていないような、10代?の少女たち。がんばれ〜と応援してあげたくなった。

 個人的に目を付けたのは、真風涼帆。少し線が細くて、控え目な感じだが、もしかしたら、上に行くかな?これからが楽しみである。

 もちろん、トップの柚希礼音が素敵だったのは、言うまでもない。友人が大ファンなのも納得!

 最後に、話は少し大きくなるが、宝塚歌劇団は、ある意味において、日本の一つのカルチャーなのかなと思った。日本のアニメーションに通ずるものがあるのではないか。