3月31日(水) ブーサンGet!

 鬼の居ぬ間ならぬ、娘の居ぬ間最終日の今日、年度末で仕事も忙しく、疲れていたが、思い切って吉祥寺に寄った。

 今欲しい春物の洋服は、とりあえず手に入れたが、もう一つ、挑戦してみたい物が残っていたからだ。

 それは、安室奈美恵さんが履いていたことでヒットした「ブーサン」である。

 私は「ブーサン」を、ブーツとサンダルの中間と言う意味で、“ブーツサンダル”の略かと思っていたが、正しくは、“ブーティーサンダル”の略のようである。

 “ブーティー”とは、ブーツの中でも、くるぶしあたりまでのショートブーツのことを指し、そのブーティーとサンダルの中間を、「ブーサン」と言う。

 今までも、ウィンドウショピングのたびに、チェックはしていたのだが、がっちりした形、ヒールの高さも10センチを超えるもの、が多かった。

 一言で言えば、ロックファンが履くような、と言えば、雰囲気が伝わるだろうか?

「ちょっと私には似合わないかも」と諦めかけていたが、もう少し探してみようと、思い立ったのである。

吉祥寺の靴屋さんを何軒か回ってみると、春になったからか、少し露出部分が多い「ブーサン」が出ていて、いくらか華奢な形も見かけた。

 その中で、私の目を引いたのは、カテゴリーは確かに「ブーサン」だが、「グラディエーターサンダル」に近い1足だった。

 “グラディエーターサンダル”とは、革などを背骨と肋骨のような形に編み上げたサンダルのことである。

 つまり、「ブーサン」の中では、かなり女性らしい形なのである。

 履いてみたらしっくりきたので、迷わず購入。おまけにSALE中だったので、20%OFFでGet!若い子向けのショップは、もともと低価格なので、3足買っても、1足分という感じだった。

 流行物は何シーズンも身につける訳ではないので、これで十分である。

 最近では、私のバッグや靴、アクセサリーを、娘が借りていくことも多い。この冬は、色違いのチュニックセーターも買った。

 買ってはみたものの、やっぱり無理、と思ったら、娘にあげればいいや、と思うと、気軽に流行物に挑戦できる。

 合宿中に、春物が増えたので、明日娘が帰って来たら喜ぶかな?

 こうして、母の束の間の息抜きは終わりを告げた(悲)