8月26日(木) コウモリについて

 知ることの喜びは、大人になってからも、子どもの時と変わらない。むしろ、テストなどの評価に関係なく、純粋に自分の興味で調べるので、楽しさ倍増である。

 昨日の「コウモリ」のブログを読んだ読者から、「コウモリについてもっと知りたい」というリクエストをもらったので、少し調べてみた。

 実は、「コウモリ」のブログは、更新時間を見れば一目瞭然なのだが、お昼休みを利用して、急いで書き上げたものである。

 ウィキペディアによれば、コウモリ(蝙蝠)は、「脊椎動物亜門哺乳鋼コウモリ目に属する動物の総称で・・別名に天鼠(てんそ)、飛鼠(ひそ)がある。コウモリ目は、翼手目(よくしゅもく)ともいう。約980種類が報告されている・・極地やツンドラ、高山、一部の大洋上の島々を除く世界中の地域に生息している。」

 特徴としては、翼が飛膜と呼ばれる伸縮性のある膜でできていること、完全な飛行をすること、後ろ足が弱いため立つことができず、休息時は後ろ足でぶら下がること、超音波を用いたエコーロケーション反響定位)を行うことなどがある。

 私が見たイエコウモリは、実は俗称で、正式にはアブラコウモリと言う。

 比較的、人目につかないコウモリ類の中で、唯一、家屋だけをすみかとしていて、その習性のためにイエコウモリと呼ばれる。都市部の住宅密集地でも数多く生息し、夕方に注意さえすれば、簡単にその姿を見ることができる。

 昆虫を食べて暮らしていて、大食漢だそうだ。一昨日の夕方、円を描くように飛んでいたのは、旋回しながら昆虫を捉えていたのである。

 11月中旬から3月中下旬まで冬眠し、7月初旬が出産期で、一度に1〜3仔出産する。8月初旬には巣立ちし、10月にはいってから交尾する。

 面白いのは、精子はメスの生殖器官に貯えられたまま冬を越し、冬眠あけの4月下旬になってから排卵が起こり受精・妊娠することだ。

 ヒトの精子と比べて、なんとタフな精子だろう・・・

 日記というより、レポートになってしまったが、ナイトウォークのおかげで、知識が一つ増えた。

 なお、昨晩もナイトウォークに出掛けた。100円ショップを目的地にして、5夜連続である。