10月23日(土) 久しぶりの映画&おしゃべり

 今日は、子どもたちは学校があったし、夫も仕事があったので、午前中に家事を済ませて、午後から銀座に出た。

 半年以上会っていなかった友人と、1か月以上も前から、久しぶりに映画でも観ようと約束をしていたのだ。

 約束をした頃上映し始めた、ジュリア・ロバーツ主演の「食べて、祈って、恋をして」を遅ればせながら観た。

 ニューヨークで作家・ジャーナリストとして活躍するエリザベス・ギルバート(ジュリア・ロバーツ)は、夫スティーブンと何不自由ない生活を送っていたが、どこか満たされない感があり、結婚8年目にして離婚。その後、若い俳優デイヴィッドと同棲するが、やはり、うまくいかない。自分を解き放つために、1年間、イタリア、インド、バリをめぐる旅に出た・・・

 あらすじはこんなところだが、離婚も唐突だし、劇を観に行って、俳優さんと同棲することになってしまうのも、現実離れしている。

 自由奔放というより、何も考えていない、何をやりたいのかが分からない、と言った感じで、何となく危なげである。

 原作は、世界40カ国語に翻訳され、700万部を売り上げたベストセラーだが、映画化には少し無理があったような気がする。

 ただ、主人公エリザベスのように、いい子ちゃんがそのまま大人になって、何かがきっかけとなって、これではいけないと気付き、焦り、考えるより先に、とにかく行動を起こしてしまう気持ちは、痛いほど分かる。

 普通はしがらみがあって、1年もの間、イタリア、インド、バリには行けないのだが・・・

 映画はともかく、久しぶりに友人に会って、おしゃべり出来たことは楽しかった。

 昨日のブログを読んでくれていたようで、私が、「これ、昨日夫からもらったピアス」と耳を見せたら、「カジュアルの方ね」という答えが返ってきたのには、思わず笑ってしまった。