10月24日(日) 昇仙峡、おまけは武田神社


 今日は、朝から生憎の曇り空だったが、息子は模試を受けに行くし、娘も明日の中間試験に向けて勉強するというので、私たち夫婦は、ゆっくりと朝食を取って、10時に自宅を出発した。

 今日の目的地は、山梨県にある昇仙峡である。

 環八を南下して、甲州街道に入り、調布インターから中央高速に乗った。

 中央高速の下りは、時間が遅かったせいか、はっきりしない天気のせいか、渋滞することなく、2時間で、甲府昭和インターに着いた。

 そこから一般道を走ること約1時間、昇仙峡に到着した。車を降りた途端、パラパラ雨が降ってきて焦ったが、1時間の観光の間、何とか傘をさすことなく、駐車場に戻ってくることができたのはラッキーだった。

 夫は、小学校の遠足で一度訪れたことがあるらしく、記憶を辿っている風だったが、私は昇仙峡に来たのは初めてであった。

 切り立った覚円峰の天狗岩や、花崗岩の洞門である石門、飛沫を上げて落ちる仙娥滝など、見どころ満載だった。

 お昼時間はとっくに過ぎていたので、ほうとうでも食べたかったが、観光地のせいか、ピンとくるお店がなく、そのまま甲府まで戻ることになった。

 さて、甲府に戻り、そのまま東京に戻るには、少しだけ早かったが、かと言って、お店に入ってお昼を食べていたら、時間がなくなってしまうので、コンビニで、中村屋の肉まんを買って、かじりながら武田神社に向かった。

 境内を散策して、拝殿でお参りし、閉館ぎりぎりに宝物殿に入って、武田家ゆかりの甲冑や刀を見た。

 帰りは中央高速が、大月を過ぎた辺りで、お決まりの30km渋滞。

 疲れているところに、お昼は肉まんだけ、とくれば、この渋滞でいらつかない筈がない。

 自宅への電話がきっかけとなり、喧嘩になって、険悪なムードのまま、自宅までもつれ込んだ。

 こんなことは慣れっこで、今となっては“屁”とも思わない。夕食を食べ終わるころには、日常に戻った。

 充実の一日だったが、喧嘩のおまけが付いたので、今日は75点。

 おまけは、武田神社だけに止めたかったのに(笑)