12月31日(金) 6年ぶりの家族スキー
今年も残すところ1時間を切った。恒例の紅白歌合戦を見ながら、日記を書いている。
実は、29日から2泊3日で、家族4人でスキーに行って来た。
家族でスキーに行ったのは、息子の中学進学が決まった春が最後なので、実に6年ぶりだった。
結婚してから毎年のように、子どもが小さい頃も行っていたスキーだったが、中学生になった途端、クラブの練習などと予定が合わず、行けずにいた。
今回も、27日の夜になって、4人の予定が、何とか調整出来そうなことが判明し、「行くっきゃない!」ということで、急遽行くことになったのだ。
私は前日の28日は仕事があったし、夫も28日は飲み会が入っていて、帰りが遅かったが、急ぎ準備をして、当日は、少し遅めの10時出発となった。
途中、軽井沢のツルヤで買い物を済ませ、昼食を取って、早速一番近い「軽井沢スノーパーク」に向かった。
4時半までの営業だったが、スキー場に着いたのが、すでに3時半過ぎ、リフトの営業終了までは、1時間も無かった。
チケットも最短が2時間だった。
子どもたちのスキーレンタルには、夫が付き添って行った。
私はその間に、窓口でチケットを購入。当然だが、半額にしてもらった。
後から聞いたら、夫も、スキーのレンタル料を半額にしてもらったとのことだった。
当然のことなのだが、夫婦で同じことをしているので、笑ってしまった。
1時間足らずだったが、久しぶりの家族スキーに、幸せな気分になった。
翌30日は、早く目覚めた。天気は曇りだったが、風も無く、穏やかな日だった。
素早く身支度と朝食を済ませ、9時に出発した。
この日は「パルコール嬬恋スキーリゾート」に行った。
このスキー場には、パルキャビンという、全長約3.2kmという関東最長のゴンドラがあって、一気に標高2,100mの山頂まで運んでくれる。
リフトのように、風に吹かれることもなく、快適である。
実はこのゴンドラ、8月13日の四阿山トレッキングの際にも乗っている。
夏と冬とでは、景色が全然違うので、まるで別物である。
午前中は、家族4人で滑った。子どもたちは、学校でスキーに行ったりしているので、いつの間にか、私たち親より上手になっていた。
午後からは、子どもたちがスキースクールに入ったので、夫と二人で滑った。
家族スキーが6年ぶりなら、夫と二人で滑るのも6年ぶりである。
最近ウォーキングをサボっているせいか、歳のせいか、足の筋力が落ちているようで、後半は、急斜面は辛かった。
一日滑って、身体は疲れたが、心は満足だった。
実はこの日、もう一つ、私はドキドキの体験をした。それは、雪道運転初体験である。
正確には、長野オリンピックの年に、私道で練習したことがあるのだが、慎重になり過ぎて、速度を落とし過ぎたため、排水溝にはまって、動けなくなるという経験をしてしまったものだから、雪道は運転しないことに決めていた。
今回は、夏にフェアレディZを購入してから、だいぶ運転もするようになったので、思い切ってもう一回、挑戦することにしたのだ。
スキー場までの往復を運転して、自信がついた。チェーンの装着は、夫と息子に任せた。
チェーン装着もやってみたくなったが、娘に「雪道を運転出来ちゃうだけで十分。チェーンは出来ないくらいがかわいい」と言われて、「それもそうか」と思ってしまった。
夜は夜で、楽しい食事の時間を過ごした。私は、お酒も入って上機嫌になり、ABBAのダンシング・クイーンに乗って、夫と二人で踊っていた。
子どもたちも誘ったが、冷たくあしらわれてしまった。
息子には、「友達には、おれの母親はチャライ」と言ってある。と言われてしまった。
でも私は、聴き逃さなかった。そのあと、小さな声で、「その位の方がいいけど・・・」と言ったのを。
最終日、家族で掃除を終えて、11時に出発。途中、ツルヤで大晦日とお正月の買い物を済ませ、ららん藤岡で遅いお昼を食べた。
今日も藤岡までは、私が運転した。
そして、夕方帰宅。夫と息子は洗車、娘は掃除機かけ、私は食事の支度と洗濯を同時進行した。
息子が出掛ける前に、家族四人ですき焼き鍋を囲んだ。
今年も色々なことがあったが、総じて、幸せな一年だったと思う。
来年もまた、充実した年にしなければ!