3月26日(土) 冬眠カエル


 今日は、大地震から2週間が経ったこともあり、先週末とは打って変わって、のんびりと朝を迎えた。

 朝食を済ませて、洗濯と掃除を終えてから、溜まりに溜まっているストレス発散に、久しぶりにウォーキングでもしようかと思っていた。

が、外は強風が吹いており、花粉の飛散がひどそうなので止めておいた。

 家の中にいようと思っていたら、夫が、庭のバラの植え替えをしようと言ってきた。アーチに這わせているつるバラの1本が枯れてしまったからである。

 ロイヤル・サンセットというオレンジ色の上品なバラで、新築した時に植えて、5年前にアーチを移動した際も枯れなかったのに残念だった。

 替わりに植えたのは、ブルームーンという、名前の通りブルーのつるバラである。秋に神代植物園の売店で購入し、庭の別の場所に植えておいたものである。

 植え替えはスムーズに終わった。ブルームーンと対になっているのは、新雪という、名前から想像できるように白いバラである。

 やはり、去年の秋にシュネー・バルツァー(雪のワルツの意)という、白いバラを植え替えたものだ。

 今年度、2本ともが枯れたのは、やはり、去年の夏の猛暑が原因かもしれない。

 バラの植え替えだけで止めておけばいいのに、庭の雑草を目にしてしまった私は、雑草取りと、ついでに、他のバラの枝の手入れや、コスモスの枝の間引きを始めてしまった。

 もちろんマスクは着用したが・・・

 雑草を抜いていると、予期せぬ発見をした。まず、サマースノーという白いつるバラの根元に、大きなカエルが冬眠しているのを発見した。(写真のカエル)

 続いて、自転車置き場のところで、小さいカエルが冬眠しているのを発見。

 2匹とも、もう目覚めているのか、眼をパチパチさせた。

 でも、家には確か3匹のカエルがいるはず。あと1匹はどこにいるのか?

 夫が言うには、外水道のパンの下にいるらしい。持ち上げてみると、1匹ではなく、中くらいの大きさのカエルが2匹いた。こちらは、元気に動き出した。

 我が家の庭のカエルは、合わせて3匹だと思っていたが、4匹だったのだ。中くらいのカエルが同じような大きさなので、区別がつかなかっただけだ。


 さて、話は変わるが、今朝、息子が入学することになっている大学のHPを開いたら、入学式中止の記事が掲載されていた。

 中止の理由は、「・・・大学は、学生の皆さんと教職員の協力の下に、医療支援活動をはじめできるかぎりの支援を今後も続けてまいります。新入生の皆様には、かなしみを越えて復興にいそしむ方々に心し、みずからの目標達成を新たな気持ちで期していただきたく、・・・」というものだった。

 入学式の中止は残念なことだが、母親としても、息子にとって、志新たな門出になることを信じたい。