5月22日(日) シャクナゲの花

 今日は、午後から雨の予報が出ていたが、北軽井沢へ日帰りでドライブに行って来た。
 7時半頃自宅を出発し、2時間後には、万平ホテルのカフェでコーヒーを飲んでいた。今にも降り出しそうな空と、満開の躑躅の花を眺めながら、しばしの休憩である。

 エントランス脇にある、イベント用スペースでは、昨年と同じ画商が展示即売をしていた。東郷青児の、少女を描いた水彩画に一目惚れしてから、一年が経ったのだ。

 今年は、日本的な作品が比較的多く、私好みでは無かったが、東郷青児の作品も、3点あった。1点はリトグラフ、あとの2点は、油彩の真筆画で、「遠い城」(10号)、「ずきん」(6号)である。

 東郷青児の油彩画は、俗に、1号100万円と言われているので、お値段は・・!である。

 今年の収穫は、東郷青児の絵の額は、少しモダーンな感じの額なのだが、これは、東郷青児本人が、絵に合わせてオーダーしたもので、絵の色彩に合わせて、周りの台紙の色を決め、グラデーションを施すそうである。

 目の保養をした後、ツルヤに寄って買い物を済ませ、北軽井沢へ向かった。途中から雨が降ってきたが、雨に濡れる新緑も、また、鮮やかである。

 到着はちょうど12時、テラスに机と椅子を出して、昼食にした。5月の雨は冷たくて、思わず暖房をつけたくなったが、うまくつかなかったので、メンテナンスの人を直ぐに呼んで、見てもらうと、程なくしてついてホッとした。

 そうこうしているうちに、雨が止んだので、お散歩に行った。

 さて、今回の一番の目的は、庭のシャクナゲの花を見ることだった。購入したのは、何年も前のGWで、その時は確かに咲いていたのだが、その後、GWに何回来ても、咲いているのを見たことがなかった。

 夏休みに来ると、咲いた跡らしきものが、確かに残ってはいたが・・・

 今年は、GW最終日に来た時、シャクナゲの蕾が、たくさん付いているのを発見して、今月中にもう一回、見に来ようと思っていた。

 2本あるうちの1本は、もう、盛りを過ぎていたが、もう1本の方は、今が盛りだった。こちらは、花の色は、ピンクというよりも白に近い。

 シャクナゲ花言葉は、意外なことに、「威厳」「荘厳」といった、堅いイメージのものだった。

 気になって少し調べたら、バラが「花木の女王」と呼ばれるのに対して、シャクナゲは「花木の王」と呼ばれ、海外でも人気が高く、アメリカのワシントン州では、州花にもなっている。

 もともとネパール原産なので、山岳地方の花ということで、少し、険しい感じの花言葉になったのかもしれない。

 とにかく、今日は、目的を達成できて満足であった。