6月21日(火) バタンキューの毎日

 若い頃の私は、かなり繊細?で、ベッドに入ってから、しばらく眠れない、などということもしばしばあったが、最近は、ベッドに入るや否や、「バタンキュー」である。

 この「バタンキュー」という言葉、私が小さい頃から、家で使っていた言葉で、てっきり母の造語だと思っていたが、先日、造語についてのブログを書いた時に、ついでに調べたら、なんと、死語に近くはあるが、立派に使われていた言葉のようだ。

 「疲れて布団などに倒れ込むこと。ベッドに倒れ込み(=バタン)、死んだように眠ること(=キュー)」と解説されていた。(はてなキーワード

 さらに、Yahoo!知恵袋では、「キュー」の語源は“音”からきたもので、浮輪や風船などの空気を抜いた時の例えで、「外でバリバリに仕事をしたり又は遊んで疲れきっている人(つまりパンパンに弾けている人)が、家に帰って来てドアがバタンって閉まったとたんにしおれる勢いで倒れちゃう」というのが、ベストアンサーに選ばれていた。

 仕事をして疲れた人だけでなく、遊び過ぎで疲れた人までカバーする「バタンキュー」の懐の深さに感銘を受け、私が毎日「バタンキュー」なのも当然、と妙に納得してしまった。

 こんなことを書こうと思うこと自体、最近ちょっとお疲れ気味の私である。