6月22日(水) 花嫁さんのブーケ?

今日は梅雨の晴れ間はよかったが、朝から真夏のような暑さで、日中は30度を超えた。今朝はカメラを持ち出し、庭の花を撮影した。

バラは5月で終りかと思っていたら、今年の雨が少ない梅雨の気候が合っているのか、この春二度目の蕾を付け、最近また咲き始めている。

今は、香が豊かなブルームーンが綺麗に咲いている。

とは言っても、梅雨のこの季節、庭の主役はあじさいである。我が家にはピンクがかった紫のあじさいが一株あったが、今年、さらに二株のあじさいを植えた。

 最初に、エビータパープルという青みがかった紫のあじさいを、こでまりの横に植え、しばらくして、アナベルという白いあじさいを、プリンセスミチコ(オレンジ色のバラ)の根元に植えた。

 エビータパープルは極めて日本的なあじさいなので、こでまりの横が落ち着いているし、アナベルは小花が集まった感じの洋風のあじさいなので、バラと相性がいい。

 我が家のアナベルは、白い花だが、花屋さんでは、緑がかった花も見かける。

 最近は、出勤前のわずかな時間を見つけては、庭で朝食をとったり、本を読みながらコーヒーを飲んだり、努めて心をゆったりと持つように心がけている。

 あまりに気持ち良くて、そのまま、まったりとした時間を過ごしたくなる衝動に駆られることもある。

 さて、今日はアナベルの白い花を眺めているうちに、花嫁さんが持つブーケを連想し、自分の結婚式を思い出した。

 私が結婚したのは、1989年10月、バブルの真っ只中で、結婚式も都内のある高級ホテルで挙げた。

 胡蝶蘭でブーケを作ってもらうことにして、唇(芯)はピンクでオーダーした。

 ところが、前日からホテルに宿泊していたのだが、夜になって、ホテルの花屋さんから電話が入り、教会(式)で結婚式を挙げる場合、ウェディングドレスのブーケはなるべく白単色がいいので、胡蝶蘭の場合、芯は黄色がお勧め、と言うのだ。

 冗談じゃない、私はピンクが好きなのだ、お色直しのドレスも、濃淡はつけたが、2着ともピンクである。

 丁重にお断りして、芯はピンクのままにしてもらった。花が白なのだから、神様も許してくれるだろう。

 そんなことを朝から思い出し、今日は出勤したのだった。