6月25日(土) 再び葉山ドライブ!


今朝起きて雨戸を開けると、予報に反して晴れ、気温も上がりそうな気配がした。

 昨日は帰宅後、暑さのせいで、萎れ気味だった庭の花木に、たっぷりと散水したが、今朝は、元気を取り戻していたので安心した。

 洗濯物だけ干して、娘をフェアレディーZで学校まで送って、戻って来てから掃除機をかけて、10時にはドライブに出発した。

 目的地は、今週の日曜日に続いて、二度目の葉山である。

 葉山には今までにも、何回も行ったことがあったが、日曜日に長者が崎まで足を延ばして、「葉山ホテル音羽ノ森」に行ったことが、私の運命を変えた。

 長者が崎は、JR逗子駅からも、京急新逗子駅からも、バスで20分程の距離にあるため、少し不便なことから、人も少なく、ゆったりとした休日を過ごすことが出来る。


 そう言えば大学時代、空いているからと、長者が崎まで海水浴に来た。その時、写真に写っている沖の岩まで、何回も往復したことを思い出した。

 今回、何十年ぶりかで来て、その岩を見ると、浜辺からは結構距離があって、よく泳いだものだと感心してしまった。


 日曜日は、食後のコーヒーに立ち寄ったのだが、今日はランチをいただいた。ニース風サラダと、トマトベースのパスタをオーダーした。

 ニース風と呼ばれるサラダは、私もよく作るので、比べてみたかったのだ。私はジャガイモがベースだが、ホテルのレストランは、グリーンがベースになっていた。

 食後のコーヒーをいただきながら、私は、来る途中、ブックオフと間違えて入った文教堂書店で買った、『湘南スタイル』という雑誌をぱらぱらめくった。

 夫は、村上春樹の『海辺のカフカ』を読んでいた。

 私は、葉山という場所と、「葉山ホテル音羽ノ森」がとても気に入ったので、記念日には泊りに来たいとか、老後は葉山で過ごしたいとか、葉山の海が見えるお墓に眠りたいとか言い出し、極めつけは、家出することがあったら、ここに泊まりに来るなんてことまで、ご丁寧に話してしまった。

 週末、都会の喧騒を離れて、波の音を聴きながら、ゆっくりとコーヒーをいただく。こんな贅沢な時間が過ごせるなんて、本当に幸せである。