8月11日(木) 小田和正さんのコンサートに行ってしまった!

 昨日は、とうとう、心待ちにしていた、小田さんのコンサートに行ってしまった!5月のゴールデンウィーク頃の振替公演のため、予定が合わなくなった同僚の姪子さんから、チケットを2枚譲ってもらったのだ。

 結婚してからというもの、クラッシックや、ミュージカル、オペラの公演には、何度か足を運んだが、ミュージシャンのコンサートに行くのは、初めてである。おおよそ、四半世紀ぶりということになる。

 題して「KAZUMASA ODA TOUR 2011 どーもどーも その日が来るまで」は、国立代々木競技場第一体育館で18時30分からの開演だった。

昨日は仕事だったが、16時を過ぎた頃から、仕事が手につかなくなり、私は、翌日(つまり今日)から夏休みをとっているため、やり残しが無いよう、引き継ぎ損ねが無いようだけ気を付け、5時過ぎに職場を後にした。

駅で夫と待ち合わせ、夕食を済ませ、原宿に向かった。駅から歩いていると、間もなく、建築家丹下健三の手による、吊り構造の美しい体育館が目に入って来た。

私たちは18時過ぎに入口に着いたが、場内はすでに、おおくのファンで一杯だった。席を探していると、席付近で、一足先に職場を出た同僚2人と一緒になった。

2階南Kブロック1列目という席は、コンサート再デビューの私にとって、ちょうど心地の良いポジションだった。

 間もなく開演という時間になると、スタンド席アリーナ席を合わせた収容人数が、13,245名という体育館が、満員のファンで埋め尽くされた。

 場内がにわかに暗くなったかと思うと、前方のスクリーンに、オープニングフィルムが、インストメドレーとともに流れ始めた。

 私のハートは、すでにドキドキしていたが、その気持ちを抑えて、小田さんの登場を待った。暗闇の中で、ステージ上に、バンドの人たちが着席する姿が確認できた。

暫くして、全身白っぽい衣装の男性が、前方ステージにスタンバイするや否や、拍手が起こり、ライトが点いた。

いよいよ、コンサートの始まりである。「明日」から始まったコンサートは、3回のアンコールを合わせて全部で37曲。

コンサートの間じゅう、63歳の小田さんが、花道を駆け巡って、ファンの近くに来てくれた。

 私も手は振って応えたが、「小田さ〜ん!」と声をかけたり、立ち上がるのは控えた。隣に同僚がいたということもあるが、これから、再び始まるであろう、私のコンサートライフのために、思いを温めることにしたからだ。(次回は、夫がユーミンを取ってくれるらしい・・と、プレッシャー!)


 ずいぶん前の日記にも書いたように思うが、学生時代から聴いているアーティストの曲の場合、当時の思い出がオーバーラップすることがあるので、夫が隣にいると緊張する。

 ここ1年ほどは、フェアレディーZのおかげで、夫と二人でドライブする機会が増え、自然とCDを聴くことも多くなった。

 ドライブを重ねるうちに、思い出も程よく、「上書き保存」されて、いい感じになっていた。


「ちょっとやり過ぎかな?」と小田さんがピアノの前で呟いた、3回目のアンコールは、「君のこと」と「生まれ来る子供たちのために」だった。

「生まれ来る子供たちのために」は、長男が生まれた頃、よく聴いていたので、懐かしかった。

18時30分から始まったコンサート。終わったのは、21時50分、なんと、3時間20分にわたった。3時間くらいかな?と思って出掛けたので、本当に満足。

小田さんの“やり過ぎ”に感謝!また、必ず行くから。その時、お会いしましょう。

私の記憶を辿りつつ、ネットでも調べた、昨日のコンサートの曲順を、忘備のために書いておこう。

明日
 
ラブストーリーは突然に
こころ
夏の日

誰もどんなことも
こたえ
たしかなこと
若葉のひと

TODAY
I LOVE YOU

切ない愛のうたをきかせて
goodtimes & bedtimes
めぐる季節
水曜日の午後
少年のように

緑の街
風の坂道

(ご当地紀行)

グッバイ
思いのままに
愛を止めないで
the flag
やさしい雨

Yes-No
キラキラ
伝えたいことがあるんだ
緑の日々
今日もどこかで

さよならは言わない
東京の空

アンコール1
またたく星に願いを
ダイジョウブ

アンコール2
言葉にできない
YES-YES-YES
いつもいつも

アンコール3
君のこと
生まれ来る子供たちのために