8月25日(木) コンタクトレンズが消えた?

 一時程の猛暑とまではいかないが、今日も蒸し暑い一日だった。子どもや夫の夏休み中は、仕事を終えて帰宅すると、家に家族がいるので、何となく気忙しく、毎年のことながら、疲れ気味である。

さて、今日職場で、もう少しで仕事も終わりという、午後3時半過ぎのことである。最近なぜか近くの字が見にくくなり始めた目を細めて、リストのチェックをしていたところ、右目が急に見えにくくなった。

瞬きをした際に、コンタクトレンズが黒目からずれて、目の奥に隠れてしまったらしい。こんなことはよくあることなので、暫くの間、強く瞬きをしたり、瞼を持ち上げて眼球を動かしたりしてみたが、黒目に戻ってくる気配がない。

仕事中にそんなことばかりもしていられないし、何かの拍子に戻ることもあるので、そのまま仕事を続けることにして、帰宅後にゆっくり外そうと思った。

買い物をして、夕食の下準備も終え、ほっと一息ついたのが7時過ぎ。目薬をさしたり、先程と同様、瞬きや瞼を持ち上げたりもしてみたが、今回は一向にコンタクトレンズが黒目に戻ってこない。

さすがに焦って、眼科に行って、取ってもらうことを考えた。この時、時間はすでに7時25分。こんな時間にやっているとすれば、コンタクトレンズ売店に併設している眼科だが、最寄駅にはないはず。

あと、可能性があるとすれば、駅ビルの中に入っている眼科。104で電話番号を調べて、早速電話してみた。

何回か呼び出し音があって、受付の女の子が出た。“ラッキー!”以下は、電話のやり取りである。

 私「今日は何時までやっていますか?」

 受付「7時で終了しました。」

 私「実は、コンタクトレンズが奥に入ってしまい、どうしても取れないので、取っていただきたいのですが。5分で伺いますので。」

 受付「診療は終了していますので。」

 私「先生はまだ、いらっしゃいますか?どなたでも構いません。私がやるより、マシですから。」

 受付「え〜っと。もう・・・。少々お待ち下さい。先生が診て下さるそうなので、すぐお越しください」

 私「ありがとうございます。すぐにうかがいます。」

 ということで、化粧も直さず、本当に、5分後には眼科にいた。そして、5分とかからず、コンタクトレンズは取り出された。

 高校生の時から、コンタクトレンズを使っているが、コンタクトレンズがずれて、眼科で取り出してもらったのは、これが初めて。

 かかった費用は1,400円。娘には、5分で1,400円は高い!と言われたが、安心して熟睡できることを思えば、安いと私は思う。しかも、初診料・時間外診療費込みである。

 もっとも、仕事の帰りに寄っていれば、時間外診療費は取られなかっただろうが、その代わり、待ち時間があっただろう。

 時間を買ったと思えば、却って安いのではないかとさえ思う。済んでしまえば笑い話だが、焦りまくった出来事だった。

 今日は、娘の英語の家庭教師の先生が来る日だった。そして、9時を過ぎてから、息子から電話が入り、最寄駅に着いたという。

 今日は祖父母宅のはずだったが、まったく、神出鬼没である。

 5人で夕食を食べて、家族で少し話をして、気付けば、日付が変わっていた。そろそろ寝ないと。

 あ〜、今日も疲れたな〜。