8月30日(火) 「ふるさとの花」切手―全国47都道府県の花

 近年、手紙を書くことが、めっきり少なくなった。小・中・高校時代は、夏休みには暑中見舞い、冬休みには年賀状を、せっせと書いたものだが、大学生になった途端、暑中見舞いは書かなくなり、結婚してからは、年賀状も、印刷物に一筆添える程度になってしまった。

 子どもが生まれてからは、近況報告を兼ねて、家族の集合写真入りの年賀状を出しているが、これはこれで好評のようである。

手紙を書かないということは、私用では切手もあまり買うことが無いのだが、現在の職場では、仕事上、色々な郵便物を出すことが多い。

もちろん、大量の郵便物は、ゆうメールなどの後納郵便のサービスを利用するのだが、日々の郵便物には、切手を貼って投函している。返信用封筒を同封する場合は、こちらにも切手を貼ることになる。

キジバト柄の普通80円切手でも、何ら問題はないのだが、貼っていて面白くない。同じ値段なら、記念切手の方が、単純作業も楽しくなる。

と言うことで、私の職場では、綺麗な記念切手が発売されると、少し多めに購入している。

 今日話題にする、「ふるさとの花」シリーズの「全国47都道府県の花」は、金銀色を使っている訳ではないが、色とりどりの花が、1シートに47枚も並んでいるので、毎日何枚か、貼りながら眺めている。

 ところが、この切手、都道府県名と花の名前が、金色で印刷されている。しかも、ボールペンのペン先程の小さい字で。

 デザインした人は、40歳前の人に違いない。肉眼では、眼を細めてやっと読み取れるか、取れないかと言った具合である。

 休み時間に、虫めがね(?)を使って読み取った、47都道府県の花は・・・

 北海道―ハマナス、青森―リンゴノハナ、岩手―キリ、宮城―ミヤギノハギ、秋田―フキノトウ、山形―ベニバナ、福島―ネモトシャクナゲ、茨城―バラ、栃木―ヤシオツツジ、群馬―レンゲツツジ、埼玉―サクラソウ、千葉―ナノハナ、東京―ソメイヨシノ、神奈川―ヤマユリ、新潟―チューリップ、富山―チューリップ、石川―クロユリ、福井―スイセン、山梨―フジザクラ、長野―リンドウ、岐阜―レンゲソウ、静岡―ツツジ、愛知―カキツバタ、三重―ハナショウブ、滋賀―シャクナゲ、京都―シダレザクラ、大阪―ウメとサクラソウ、兵庫―ノジギク、奈良―ヤエザクラ、和歌山―ウメ、鳥取―ニジッセイキナシノハナ、島根―ボタン、岡山―モモノハナ、広島―モミジ、山口―ナツミカンノハナ、徳島―スダチノハナ、香川―オリーブ、愛媛―ミカンノハナ、高知―ヤマモモ、福岡―ウメ、佐賀―クスノハナ、長崎―雲仙ツツジ、熊本―リンドウ、大分―ブンゴウメ、宮崎―ハマユウ、鹿児島―ミヤマキリシマ、沖縄―デイゴ

 ざっと見渡しても、“なるほどね!”と思う組み合わせが、多いことに気付く。

 サクラやウメといった、日本を代表する花が複数の県花だったり、リンゴ、ナシ、モモ、ミカン、スダチやオリーブなど、特産物が県花だったり、まるで地理の勉強をしているようである。

 さて、息子と娘の夏休みも明日で終わり。夏休み中は、少し寝坊が出来たが、また、緊張の日々が始まる。気を引き締めなければ。