10月11日(火) 日光に行った!

 三連休最終日の昨日は、日光までドライブした。疲れていたので、7時半まで寝坊して、ゴミ出し、洗濯、朝食を終え、出発したのは9時半だった。

 前日のニュースを見ていたら、三連休最終日の高速道路の渋滞は、それほどではないようだったので、思い切って、紅葉真っ盛りの日光に出掛けることにしたのだ。

 情報通り、高速道路はガラガラで、最初の目的地、日光華厳の滝(写真)には、1時過ぎに到着した。前回来たときには、霧がかかっていて、爆音は聞こえたが、滝自体は見ることが出来なかった。

 華厳の滝を見るのは、私は小学校6年生の林間学校以来、夫は生まれて初めてであった。この日の水量は、毎秒4トン。これは、通常の2倍の水量で、迫力満点だった。

 華厳の滝を後にして、私たちは昼食を取るべく、中禅寺金谷ホテルのコーヒーハウス「ユーコン」に向かった。

金谷ホテルは、百年カレーが有名だが、夕食にカレーを作ってきてしまったので、「若鶏と木の子クリームシチューユーコン風」という、カンパーニュをくりぬいて器にしたシチューを頼んだ。

濃厚なシチューに、さすがは金谷ホテルのパンと思わせるカンパーニュが、とてもマッチしていて美味しかった。

食後のコーヒーもそこそこに、2時には「ユーコン」を出発し、竜頭の滝(写真)に向かった。日光の紅葉は、竜頭の滝から始まると言われるそうで、まさに、紅葉真っ盛りだった。

竜頭の滝の滝下から滝上まで、往復30分散歩して、紅葉を楽しんだ。

その後、戦場ヶ原に向かった。最初「三本松」という場所に行ったが、ここからは木道のハイキングコースが整備されていないというので、「赤沼」まで戻った。

「三本松」の駐車場に、フェアレディZの33型が、愛車を含めて3台駐車していたのが、理屈抜きで可笑しく、オーナーの思考回路が似通っているとしか思えなかった。

 「赤沼」に戻り、自然情報センターの指導員に、30分程木道を散歩したい旨を伝え、アドバイスを求めたところ、1時間あれば、最終周回バスに乗って、「小田代原」まで行って、そこで、30分木道を散歩できるというので、指示に従うことにした。

 このバスと言うのは、環境に配慮した低公害バスで、自家用車乗り入れ禁止の地域を走っている。

 「小田代原」と言えば、前日の朝日新聞に、記事が掲載されていたのを思い出した。確か、先日の台風による大雨で、本来は草原である場所に水が溜まって、湖が出現している、と言った記事だった。このような湖が出現するのは、4、5年に一度とのことだった。

 「小田代原」(写真)に到着すると、写真家が大勢いて、珍しい湖の光景を撮っていた。写真に写っている白樺は、「貴婦人」と呼ばれる白樺の木で、一本だけ際立って美しかった。

 戦場ヶ原の後は、「湯滝」と「湯ノ湖」(写真)を見た。辺りには、硫黄の匂いが漂い、名前の通りだった。

 帰りは、金精峠を越えて、沼田インターから関越自動車道に乗った。金精峠を運転してみたいという夫の希望を採用したのだ。峠道ではあったが、舗装がしっかりされていて、運転はしやすいようだった。

 関越自動車道は、途中10キロ程の渋滞に捕まったものの、9時半には自宅に到着した。

 自宅を出発して帰宅するまで12時間、その内往復に8時間。日光滞在時間4時間にしては、内容が充実しすぎるほど充実していた。

 満足!満足!