10月29日(土) 映画「オペラ座の怪人」・・・その後

 ここ数日、すっかり秋らしくなってきた。そろそろ、完全に衣替えをして大丈夫そうである・・・などと思いながら、今日も、娘と夫をおくりだした後、洗濯と掃除だけ済ませて、DVDを2本観た。1本はバレエ「ロミオとジュリエット」、もう1本はオペラ「ルサルカ」である。

 「ロミオとジュリエット」の原作は、言わずと知れたシェイクスピア。「ルサルカ」は、アンデルセンの童話「人魚姫」を題材にして、チェコを代表する作曲家ドヴォルザークが作曲している。

 2本合わせて4時間42分。2週間に1度の、私の休日の贅沢である。


 さて今週は、仕事帰りに、夫と映画を2回も観に行ってしまった。それも同じ映画である。その映画とは「オペラ座の怪人」。先週の土曜日にも観に行っているので、合計3回観たことになる。

 22日(土)観た後、もう1回観たくなり、日比谷スカラ座の最終日27日(木)の最終回を、すぐに予約した。しかし、25日(火)の朝、木曜日まで待ち切れず、出勤前にネットで予約したのだ。

 3回も観に行ったおかげで、英語のセリフが、多少聞き取れるようになったというおまけがついた。

 木曜日は、映画を観た帰りに、ザ・ペニンシュラ東京の24階にある、バー「Peter」に寄った。東京タワーが正面に見える席に案内され、私のこの日の気分を伝えて、勧められるままに「東京ジョー」というカクテルを飲んだ。

 帰宅してから調べたら、名前は1949年のハリウッド映画「東京ジョー」に由来していて、舞台は第二次世界大戦前後に銀座に実在したバーとのこと。

 ボンベイ・サファイアドランブイ、梅酒という3種類の甘味のあるお酒に、グランベリージュース、レモンジュースの酸味をブレンドしたカクテルなので、マイルドでいて爽やかな後味が残った。

 グラスのデザインも特徴的だったが、写真を撮らなかったので、説明しにくいが、何でも、ホテルの副総支配人が、ロビーの天井周りをモチーフに現代的な要素を盛り込んだそうである。

 3回も「オペラ座の怪人」を観てしまった自分たちに乾杯して、しばらく映画について話していたら、正面にライトアップされていた東京タワーの灯りが消えた。

 時計を見たら、ちょうど0時。丸の内線の終電には、間に合いそうになかったので、東京駅から中央線で帰ることにした。

 帰宅後、ワインを飲んで、寝たのは3時半。金曜日は1日中眠かったが、何とか頑張った。


 11月1日から18日まで、TOHOシネマズ六本木で「オペラ座の怪人」の上映が決まった。六本木は私たちが結婚披露宴の二次会をした場所だ。

 私としては、またまた運命的なものを感じてしまっているので、観に行ってしまうかもしれない。