12月4日(日) お気に入りの葉山

 昨日は、娘と夫を送り出してから、洗濯だけして、後はゆっくりと自宅で過ごし、京都旅行と仕事の疲れを取った。

 今日は、9時半と11時の二組の来客をこなしてから、午後からの来客が延期になったので、お昼を食べて、2時過ぎに久しぶりのドライブに出発した。行き先は、5か月ぶりの葉山。

 途中、夫の実家に京都のお土産を届けたので、実際は3時頃出発した感じになる。環八は渋滞していたが、第三京浜は空いていて、逗子には4時半前に到着した。

 逗葉新道を降りてから、若干混んでいたので、葉山ホテル音羽ノ森に着いたときには、伊豆半島に陽が沈んだ直後だった。

 急いで海岸に向かい、写真を撮った。夕焼けに、富士山が裾野までくっきりと見えていて、とても幻想的だった。

 地元の人の話では、ここまではっきりと見えることは珍しいとのこと。まして、週末にたまたま来て、見られたことは、かなりラッキーだと言われた。

 昨年のクリスマスに、クルージングした時も、富士山がはっきり見えたので、冬は見えるものだと思っていたが、そうではないようだった。

 しばらく夕焼けを眺めてから、ホテルに行き、コーヒーとケーキを頼んだ。席は室内でもテラスでも、どちらでも選べたが、敢えてテラス席に案内してもらった。

 風が無かったので、ブランケットさえ貸してもらえば、却って気持ち良いぐらいだ。辺りがすっかり暗くなるまで、コーヒーをお替りしながら、ゆったりと過ごした。

 葉山に来ると、特にこのホテルに来ると、何だか気持ちがいいのは、新婚旅行で訪れた、コートダジュールを思い出すからかもしれない。

 少しだけ新鮮な気持ちになれて、少しだけ優しい気持ちになれる、そんなお気に入りの場所に出会えたことに、幸せを感じている。