1月3日(火) 年末年始

 お天気に恵まれた、穏やかなお正月も今日で終わり、多くの人にとって、明日4日は仕事始めである。

 私は、大晦日・元日は“動”、2日・3日は“静”の日々を過ごした。その4日間の日記から今年は始めよう。

 12月31日(土) おせち作りと映画、初詣
 
30日のうちに、お正月の買い物は、娘を荷物持ちに引き連れて、済ませてしまったので、この日は午前中、普段通りの洗濯と掃除を済ませてから、おせち作りに取りかかった。

 おせち作りと言っても手抜きで、全部作ることはしない。今年は、一の重は、田作りと、昆布巻き、栗きんとん。伊達巻やかまぼこは市販のものを買い足した。

二の重は、きんぴらごぼう。三の重は、八つ頭と荀の子の煮物。後は、元旦当日にお雑煮を作るばかりである。

 お昼休憩を兼ねて、2時からNHKで、ピアニスト辻井伸行さんがニューヨークのカーネギーホールで演奏するまでのドキュネンタリーを見た。

 私は、カーネギーホールでの演奏会は、聴くチャンスを逃したが、夫は、ニューヨークフィルハーモニーによる、マーラー交響曲第9番の演奏を聴いたというから羨ましい。

 テレビを見終わってから、大晦日恒例の、夕食の“すき焼き”の下準備をした。外出をしていた息子の帰宅を待って、6時過ぎから、“すき焼き”パーティーを始めた。

 息子が大学生になってからは、家族4人で自宅で夕食をとる回数も激減してしまったので、久しぶりに賑やかな食事となった。

 夕食後は、夫と二人で、新宿ピカデリーに、映画「NEW YEAR’S EVE」を観に行った。映画の内容というより、タイムズスクエアでのカウントダウンの雰囲気をもう一度味わいたかった。

 何しろ、映画が終わるのはちょうど0時。迷わずこの回を予約した。

 映画が終わって外に出ると、思いのほか暖かい。その足で、明治神宮に初詣に行くことにした。お参りするまでに、結局1時間45分位かかった。

 お札を買って、そのまま終夜運転をしている電車を使い、自宅に戻ったのは3時半。お風呂に入って、4時過ぎに眠りについた。夜中の初詣は、初めての経験。

因みに息子は、2日の午後に友人と、同じく明治神宮に初詣に行ったが、待ち時間は40分だったそうだ。

 1月1日(日) 新年のごあいさつ

 4時間睡眠を取って、8時に目覚めた。洗濯機を回しながら、お雑煮を作った。お重におせちを詰めてから、子供たちを起こして、10時にお正月のお膳を頂く。

 毎年のことながら、皆寝不足で、爽やかさに欠ける。

 お昼には、区内にある夫の実家に、新年の挨拶に行った。ここでもお正月のお膳をいただいた。

 一度自宅に戻って、夕方から、私の実家に新年の挨拶に行く。弟家族も一緒だったので、賑やかだった。ここでもお正月のお膳をいただいたので、元旦はほとんど、ブロイラー状態だった。

 10時半ごろ自宅に戻り、12時頃眠りについた。大晦日から“動”きっぱなしで、自分ではあまり意識しなかったが、身体はくたくただったのだと思う。

 1月2日(月) 読書と久しぶりのジョギング

 この日はさすがに寝坊して、10時頃目覚めた。ブランチを食べてから夕方まで、読書をして過ごした。

 ドラッカーにはまった延長で、楠木建『ストーリーとしての競争戦略』(2011.5東洋経済新報社)を読み始める。

 とっつきにくいかと思ったが、案外読みやすい。

 夕方からは、“ブロイラーはまずい”と思い、夫と二人でジョギングに出る。8km1時間というゆっくりペースで走りきる。夫は途中歩いていた。

 帰宅して、お風呂に入って、夕食を食べて、10時からNHK Eテレで、スタンフォード白熱教室大阪大学特別授業・後編 独創的アイディアを生み出す方法―ゴミから宝を創造するーを見た。

 「価値」に関する掘り下げた討論は、聞いていて面白く、もっともっと、物事を柔軟に考えなければ、と啓発された。

 11時からは、NHK BS1で、ナノレボリューションードラマで見る未来生活―あなたの息で病気発見、副作用のない抗がん剤?―を見た。

 人工的にコラーゲンを作り、細胞を生き返らせたり、人工的なワクチンを作ったり、がん細胞だけにデリバリーされる抗がん剤など、ナノの世界における技術革新の速度は凄まじい。

 この番組は3日(火)にも続編が放送されるので、見る予定でいる。

 1月3日(火) 読書とジョギング

 今日は普通に起床したが、皆がゆっくりしていたので、結局ブランチにして、箱根駅伝をチョロチョロ見ながら、引き続き夕方まで読書。

 夕方からは、昨日に引き続きジョギング。今日も8km1時間のペースで走る。目を離すと夫は歩きかねないので、今日は前を走らせ監視する(笑)

 帰宅後お風呂に入って、夕食を食べて、7時からNHK Eテレでニューイヤーオペラコンサートを聴く。日本人の体格による声量の限界を感じてしまった。

 今年の初日記も無事書き終えたので、予定通り、ナノレボリューションが見られそうである。