2月5日(日) 家族でスキーに行った!

 日記を10日以上もさぼってしまった。と言うのも、2月1日から4日まで、家族でパルコール嬬恋スキー場に行っていたからだ。

 2月1日から5日まで、娘の学校は入学試験で休校だった。息子は無事?後期試験を終えていたし、夫も後期試験と入学試験の間で、出校の必要がなかった。私も、同僚にお願いして、2日間お休みが取れたので、今季初スキーとなった。

 1日の日は、私が仕事から帰ってから、ジャスト1時間で出発。

 今回は、初心者マークを付けた息子の運転である。今週友達6人で、レンタカーしてスキーに行くというので、高速運転と雪道運転を、練習させようという親心である。

 親も命懸けである。いつもなら車酔いする娘も、今回は酔わなかった。それだけ緊張していたということだろう。

 今年の冬は、例年になく気温が低いため、道路のコンディションもいつもと違っていた。

 我が家の働きものプリメーラは、2000ccの2WD(FF)車である。ノーマルタイヤにチェーンを携行して、何シーズンもスキーに行っているが、取り立てて不便を感じたことは無かった。スタッドレスタイヤに比べて、スピードが出せないというくらいだ。

 いつもなら、公道はノーチェーンで上れるのだが、今回は中軽井沢から鬼押出しに向かう坂の途中で上れなくなり、チェーンを巻く羽目になった。(アクシデントその1)

もちろんチェーンの装脱着も練習のうちである。

 無事到着して、夕食を食べて、お風呂に入り、軽く飲んで、その日はバタンキュー。

 翌2日は、下は曇り空だったが、スキー場は軽い吹雪。スキー場に向かう途中の坂で、ドライブからローにギアチェンジしたため、失速してストップ。

 少し平らなところまでバックして、初めからギアをローにして上ろうとしていたところに、親切過ぎるおじさんが通りかかり、牽引してくれた。(こちらがアクシデントその2)

 ぐんぐん進むので、プリメーラのお尻はドリフト状態。却って怖い目を見てしまった。

10時ちょっと前に駐車場に着いたので、娘とそのままボードスクール受付に向かう。10時レッスン開始なのに、受付に到着したのが10時。

1日入りたいので、遅刻参加をお願いして、私が手続きをしている間に、夫が娘を連れてボードをレンタルして戻って来て、10分遅れで参加。

 それから、車に戻り支度をして、スキーを楽しんだ。息子は先日、アルバイトで貯めたお金で買った板と靴での初滑りだった。

 今年19歳の息子は、「雪マジ!19」という、2011年度中19歳のリフト券代を無料にする企画に事前登録していたため、リフト代は無料だった。

 「雪マジ!19」は、旅行サイト『じゃらん』を運営するリクルートの、旅行ディビジョンに設置されている調査・研究組織「じゃらんリサーチセンター(JRC)」が企画している。

 スキー(含スノーボード)人口は、1990年代前半の最盛期が1800万人だったのに対して、2010年シーズンには、その三分の一に落ち込んだとのこと。

 確かに、バブル期の苗場スキー場リフト1時間待ちなんて、今では想像すら出来ない。

 このような状況の中、日本スキー発祥100周年の今年、業界を挙げてスキー・スノーボード需要を喚起しようというプロジェクトだ。

 スノーレジャーを開始する若年層がターゲットということだ。

 息子のリフト券を見たら、「ホワイト19」と印字されていて、その横に「★SAPPORO」という文字もあった。ビール会社がスポンサーということだろう。息子の20歳のお誕生日の頃、ダイレクトメールが届くのだろう。多分、ビール無料試飲券か何かが同封されて。

さて、午前中のスクールが終わり、娘とお昼を食べた。娘の話では、合流しようとしたら、娘のコースはもうリフトに乗ってしまっていたので、1対1で教えてもらったというのだ。午後は、もしかしたら合流するかもしれないと言われたそうだ。が、もう一人の生徒さんというのが、44歳の女性で、あまりにも上達の進度が違いすぎるということで、結局午後も1対1だった。ラッキー!

この日は、スキー場は軽く吹雪いていて、とても寒かったが、気合いで頑張った。秋口からのウォーキングとジョギングが功を奏し、4.5kmのコースを楽々滑ることが出来た。

 この日は、帰宅後お風呂に先に入ってから、夕食を食べ、軽く飲んで熟睡。

 3日は、朝から快晴。風はあるものの、昨日よりかなり暖かい。

 娘はこの日もスノーボードをレンタルして、午前中は一人で昨日の復習をして、午後だけスクールに入った。結局、連続ターンが自在に出来るまでに上達し、スキーで言えば、中級(パラレル)程度の腕前になった。

 息子も途中までスノーボードをレンタルして、自分で滑っていた。息子は去年、娘と一緒に半日だけスクールに入っただけだが、脚力があるので、それなりに滑っていた。

 友達と来た時に、一緒にスクールに入ることになっているらしい。

 私は夫と二人で、浅間山を横に見ながら、色々なコースを滑った。頂上の非圧雪コースは、今季初登場だと思うのだが、疲れるものの楽しめた。

 この夜は、お酒もビール程度で、10時前に就寝。夫には「付き合いが悪い!」と言われたが、眠さには勝てない。

 さて4日は、移動日である。今週再び来る息子たちのために、いつもより少しだけ念入りに掃除をして、暖房器具のチェックをして、12時前に出発。

 さて、敷地内の少し急坂の途中で、急にタイヤが空回りをした。降りて確認したら、左のチェーンが切れていた。(アクシデントその3)

 チェーンの予備は積んでいるが、チェーンを装着するには、勾配があり過ぎる。平らなところまで下がるのは危険なので、滑り止め用の砂を撒いて何とか脱出、チェーンを巻くことが出来た。

 私有地内の広場で、スリップの体験?もさせたり、アクシデントフルコースのスキー旅行だった。

 今回のスキー旅行で、私たちはスタッドレスタイヤの威力を、嫌というほど見せつけられ、来シーズンは購入を決意。

 息子にも、様々な経験をさせて、“雪道は怖い”という思いをすり込んだ。

 借りる車は、4 WDにスタッドレスタイヤを装着した車だそうだ。無事に帰って来るまでは心配だが、いつまでも運転させない訳にも行かないだろう。今回のアクシデントは何れも、息子が運転していたから、という訳でもないし。

 そう言えば、今日は私の誕生日。先ほど、お買い物に行ってくれた娘は、事前に用意してあるプレゼントとは別に、ピンクのスイトピーを買って来てくれた。

 女の子は優しい。息子は、昨日帰宅したその足で、後期試験後のクラブの集まりに行ってしまって、昨日は実家泊まり。

 大学に行っていた夫が、ケーキを片手に帰宅。娘が、「お兄ちゃんもケーキを買って来るよ!」と言う。

 我が家はこんなもんである(笑)でも、心から嬉しい。