2月12日(日) 映画「ペントハウス」を観に行った!
先週はスキー旅行で休みを取ったので、今週は忙しい日々を送った。ストレス解消にと、日曜日は、銀座に映画「ペントハウス」を観に行った。
前日の土曜日は、夫に付き合って、新宿の紀伊国屋書店に行って、私もまた5冊買ってしまったので、日曜日は読書をして過ごしたい気分にもなったが、映画の予約を取っていたので、予定通り銀座に出かけた。
予告篇を見て、ニューヨークの風景がたくさん出てきそうだったので、気分転換に丁度いいと思い、あまり深く考えずに観に行ったのだが、これが思いの外面白かった。
ベン・スティラー、エディ・マーフィ主演で、アクションとコメディを取り混ぜた、ゴージャスでクレイジーな作品だった。
舞台はニューヨーク・マンハッタン、セントラルパークを見下ろす“ザ・タワー”と呼ばれる超高級マンション。ベン・スティラー演じるジョシュ・コヴァックスはここの管理マネージャーである。ペントハウスの住人アーサー・ショウ(アラン・アルダ)に、“ザ・タワー”の使用人の年金運用を任せたが、このショウという人物、あろうことに証券詐欺の罪で逮捕されてしまう。そこで幼馴染のスライド(エディ・マーフィ)や“ザ・タワー”の使用人の何人かと一緒に、ショウの財産の強奪を企てる・・・といったもの。
アーサー・ショウは2008年に証券詐欺罪で逮捕されたバーナード・マドフ(元NASDAQ会長)のようなキャラクターで描かれていた。
“ザ・タワー”のモデルは、コロンバスサークルに面してそびえ立つ「トランプ・インターナショナル・ホテル&タワー」。映画中の感謝祭のパレード風景も映画撮影のためのものだったという。
ロケ地がマンハッタンの映画をここ数年何本か観ているが、街中が映画撮影をお祭りとして楽しんで、進んで撮影に協力し、そこがまた作品の面白さになっているような気がする。
映画の後は、ショコラストリートに今年1月4日にオープンしたばかりのチョコレートショップ「JoelDurand」に立ち寄った。
フランスはプロヴァンス地方に本店を構える。AからZまでアルファベットがデザインされた、26種類のボンボンショコラが有名である。
2階のカフェでは、コーヒーをオーダーするとボンボンショコラが一つ付いてくる。夫は「H」、私は「R」の文字だった。
「H」はブラックチョコ(55%)にプロヴァンス産のクローブ&レモン。クローブは昔、歯医者さんが麻酔代わりに使っていた。苦味をレモンを加えてさわやかな味に仕上げていた。
「R」はブラックチョコ(55%)にプロヴァンス産のローズマリー。塩味のある甘味を抑えたチョコで、ちょっぴり大人の味である。
美味しいと感じるかどうかは個人の好みだが、確かにはまる人ははまりそうな味であった。それにしても、香辛料とチョコを組み合わせるなんて、ジョエル・デュランは出来る男である。
今年のバレンタインデー用のチョコレートは用意してあったので、来年のプレゼント候補の一つに覚えておくことにした。