3月20日（火） ユニクロ銀座店に行った！
昨夜は夫の友人が来て、そんなに遅くまで飲んでいた訳ではないが、3人でワイン2本空けたので、そこそこいい気分になってしまい、今朝は少し寝坊してしまった。
洗濯だけして、予定通り、TOHOシネマズ日劇に映画「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」を観に行った。
この映画の見どころは、何といっても、第84回アカデミー賞主演女優賞に輝いた、メリル・ストリープの演技力である。
40歳から80歳代のマーガレット・サッチャーを演じているが、特に晩年の、認知症に苦しんでいる姿を見事に演じきっていた。
夫デニス・サッチャーを演じたジム・ブロードベントも、いい味を出していたと思う。
ストーリーは、私としては自伝・歴史の要素をもう少し加味して欲しかったが、これは好みの問題なので、いずれにしても必見の映画である。
映画を観た後、有楽町ルミネをウィンドウ・ショッピングしながらエスカレーターを下りて、16日にオープンしたばかりのユニクロ銀座店に向かった。
入場制限をしていたが、すぐに入店出来そうだったので並んで待つことにした。案の定、すぐに店内に入れたので、各フロアでショッピングをしながら、最上階の12階まで上がり、12階で会計を済ませた。
と書けば、いかにもスムーズに買い物が出来たように聞こえるが、実際はそうではなかった。三つのバツがあった。
1、あるフロアでサイズの在庫確認をしてもらい、「無い」と言われたのに、別のフロアに行ったら「無い」はずのサイズがたくさん積んであった。
2、実際は限定商品（割引販売商品）なのに、定価販売商品と教えられた。
3、まとめ買いをしようと思って、同サイズが積んであるひと山そのままレジに持っていったら、違う商品（極めて類似）と半々だった。（客が手にとって見た後、別の山に置いたという感じではなく、明らかに、最初から誤って陳列されていた）
1については、アメリカではよくあることだ。「It’s not my job」、私はこのフロアの担当なので、他のフロアのことは関知しません、といったところか。あるいは、彼に在庫を確認する能力が無いか。
2については、定価商品と思ったので、枚数を控えたが、12階のキャッシャーで限定商品であることが判明したので、帰りがけ、再びその商品があるフロアに寄って、追加購入をする羽目になった。
3については、各フロアで買う物を選びながら12階まで上がり、12階のキャッシャーで気付いたので、それがいったいどこのフロアにあった商品なのか分からなくなっていた。バツが続いたのと各フロアを見て回った疲れもあって、レジの女性に、正しい商品を持って来てもらった。
柳井正会長兼社長、銀座店に6カ国話せるスタッフを配置するのも結構、ニューヨークの5番街に出店するなどグローバル化も結構。でもその前に、接客販売業の原点にもう一度立ち返って欲しい。
商品の在庫確認が出来ない、商品の値段を間違える、違う商品を同じ山に陳列する。これで販売員と言えるのか。
ここは日本である。6カ国話せるスタッフよりも、日本語で、正確な商品案内が出来るスタッフの方が有難い。
12階のレジの女性が、私の「あなたが持って来て」という要請に、嫌な顔を見せずに対応してくれたのが救いであった。
彼女には何の落ち度もなかったのだから、内心は“うるさいおばさん”と思ったに違いない。もちろん最後に、心を込めて「ありがとう」を言った。
勘違いしてもらっては困るのだが、私はユニクロが今のロゴになる前（確か二人の人間が手をつないで万歳しているロゴ？だったと思うが）から、フリースやら、子供のTシャツ、コットンパンツなどを買っていて、かなり早い時期から一目置いていた。
今、日本で一番元気な企業の一つに数えられ、海外にも進出して、嬉しく思っているのだ。
日本人の留学生は、外国語を話せても、日本の文化を尋ねられると答えられず、恥をかくことが多いと言う。流暢な言葉（6カ国語）の接客より、販売員として商品の正確な情報の方が先決だろう。
病院なら、病状を聞き取ってあげなければ、命取りになることもあるかもしれないが、外国人のお客さんがMのシャツを手に持って来て「L?」と言えば、「Lサイズありますか？」と聞いているに決まっているのだから、話せなくてもLサイズのシャツをあれば持ってくればいいし、無ければ「No」と答えれば済むことだろう。
グローバル化を意識するあまり、何か大事なことを見失っているような気がする。私のブログを柳井さんが目にすることはないだろうが、こんな意見もあるということだ。
銀座から丸の内線で新宿まで出て、ルミネ2のダイアナでピンクベージュの8ｃｍヒールのパンプスを買った。有楽町ルミネには無くて、在庫確認してもらったら、新宿のルミネ2にあると言うので、途中下車して購入したのだ。
8ｃｍヒールも買ったことだし、薄着にもなることだし、少しまた、身体を絞らないといけません！
