7月29日(日) シャカタクの生演奏で踊った!!

 先週の金曜日はお休みを取って、午後から葉山マリーナに、jazzのコンサートを聴きに行った。題して「真夏の夜のJAZZ in HAYAMA 2012〜JAZZ ON A SUMMER’S DAY in HAYAMA〜」。

 春にドライブで訪れた際に偶然開催を知ったのだが、第15回記念ということもあって、ゲストがゴージャスだった。私たちは高中正義シャカタクが出演するのに心惹かれ、自宅に戻ってから、早速チケットを予約した。

 当日は午前中大学に出ていた夫と新宿駅で合流し、湘南新宿ラインで逗子に向かった。1時間ちょっとで到着。駅からは無料シャトルバスが出ていた。

 葉山までコンサートに行くのに、本当は電車では気分が萎えるのだが、夫が大学に行かなくてはならなかったのと、コンサート会場でアルコールが飲めないのはもっと嫌なので、仕方なく電車を利用した訳である。

 さて、コンサートは夕方4時から夜8時までなのだが、4時と言えばまだまだ日差しが強かった。ただ、海風が吹いていいて、都内より体感温度は2、3度低い感じがした。

 ビール片手におつまみを食べながら、若手のシンガーの曲を聴く。斎藤圭土(いわゆるイケメン、ピアノ)、レ・フレール(兄弟コンビ、ピアノ)、樹理からん(ボーカル)、サラ・オレイン(ボーカル)である。樹理からんがサーカスの「Mr.サマータイム」、竹内まりあの「元気を出して」の英語カバー「Cheer up」を歌ってくれて懐かしかった。

 ここまでで半分の2時間。6時からは村上“ポンタ”秀一バンドと斎藤ノヴのセッションで上田正樹が歌った。私でも知っている「悲しい色やね」を英語バージョンと大阪弁バージョンで披露。チケットを取った時には出演者に載っていなかったのでスペシャルゲストだろう。

そしていよいよ高中正義の登場である。そしていきなりの「Blue Lagoon」。会場内は、昔ディスコで慣らしたであろう、アラフォー、アラフィフ世代が立って踊り始めた。でもまだ数は少ない。次の「Mambo No.5」ではさらに盛り上がって来た。
 そして7時からはシャカタク。こちらもいきなり「Night Birds」から入った。立ちあがって踊る人がいきなり増えた。

 私の周りは大人しい人が多かったが、コンサートもだんだん終わり近づき、踊らないのはもったいないような気がしたし、夫の「シャカタクの生演奏で踊るチャンスなんてそうそう無いよ」という言葉にも後押しされて、大通路に繰り出し踊り始めた。

 アンコールも含めて3曲踊った。野外という事もあって開放的で、気持ちが良かった。会場が一体となったいいコンサートだった。

 私にとって高中正義は、高校1年生の文化祭である。有志で鎌倉を舞台にした自主映画を撮ったのだが、そのBGMに高中の曲を使ったのだ。その時まで私は高中を知らなかったのだが、お兄さんが持っていた高中のCDを友達が持って来てくれたのだった。

 夫はシャカタクに思い出があるようだった。私との初ドライブの時にもシャカタクが流れていたように記憶しているが、いかがなものか。

 そこから男と女の失恋について語り合い、夫は「男はポケットが別」と言い、私は「女はデリートして上書き」と応えた。つまり男はウェット、女はドライということか。

 まっ、音楽に思い出はつきもの。今日のコンサートを共有できたことに、自宅に帰ってから乾杯したのだった。