8月15日(水) 転地療養?

 7月27 日(金)に葉山のジャズフェスティバルに行った日記から、暫く日にちが経ってしまった。

 それと言うのも、その後、暑い中、娘の大学のオープンキャンパスに付き合ったり、高校の個人面談があったり、父の病院に付き添ったり、知人に会ったりしているうちに、体力切れになってしまい、挙句の果てに風邪を引いてしまったのだ。

 風邪で病院に行ったことなど無かったのだが、今回は微熱があり、咳も日増しに酷くなり、寝付くまでに疲れてしまうほどになったので、さすがの私も内科を受診した。

 結果はレントゲン検査は異常なし、血液検査でも細菌やマイコプラズマも検出されなかったので、いわゆる軽い気管支炎とのことだった。鎮痛剤と気管支の炎症を取る薬と、咳止めが処方された。

 何とかお盆休み前の10日(金)の仕事を終えてホッとし、今年のお盆休みは、家でのんびり過ごそうかと思っていた。

 ところが、帰宅すると玄関に夫の旅行かばんが置いてあった。「行くでしょ?」と言われたが、「今日のところは様子を見る」と答えた。風邪をこじらせなければ、北軽井沢に行く予定だったのだ。

 10日(金)の夜は、試しに咳止めを飲まずに休んだ。ほとんど咳き込むことが無かったので、11日(土)なって、午前中美容室に行ってカット・カラーリング・トリートメントをして、荷物を支度し、夕方4時に出発した。

 2時間でツルヤ軽井沢店に到着。食料を購入し、北軽井沢までもう少し山を上った。この日は夕食を食べて、お風呂に入って早めに休んだ。

 お盆前半は雨の予報が出ていたが、12日(日)は起床すると晴れていた。朝食を取って早速、吾妻渓谷に向かう。

 駐車場に車を置き、1時間程度のハイキングである。吾妻渓谷は2度目だが、今回は、この美しい渓谷が、八つ場ダムが完成すれば、ダムの底に沈んでしまうというのだ、という少し残念な思いで歩いた。

 帰宅後お風呂に入って早めのビール。酔い覚ましに散歩などもした。身体が冷えてしまったようで、この夜は咳き込んでしまった。
 翌13日(月)は、ダラダラしていたかったが、夫がそうはさせてくれず、晴れているうちにと、池の平にハイキングに行った。

 この日も雨の予報だったが、深い霧は出ていたものの、最後まで雨は降らず、湿原を堪能することが出来た。

 何年か前のゴールデンウィークに池の平で雪に降られ、雪の湿原も良かったが、今回の霧の湿原は幻想的で素敵だった。

 昨夜の咳は一過性だったようで、この夜は、咳止めを飲んだこともあったが、ぐっすりと眠れた。

 14日(火)は渋滞覚悟で、12時半に出発した。軽井沢に降りるまでに2時間かかってしまったが、高速道路は所々の小渋滞はあったものの、5時半に自宅に到着。娘は友達とまだ勉強合宿中であった。

 邪魔をしないように、旅行中の洗濯物を洗い始めた。自宅の洗濯物は娘が済ませてくれていて助かった。

 風邪が悪化しないか心配だったが、案外「転地療養」になったのかも知れない。咳止めを飲んでいるので、完全に治ったとは言えないが、無理をしなければそのうち治りそうだ。