8月17日 (月) 雑草取りからヨガ

 梅雨が明けてから暑い日が続き、8月上旬には猛暑日が1週間も続いた。

 7月下旬のある朝、“J”の散歩から戻ると汗びっしょりで、出勤前にシャワーを浴びなくてはならないほどだった。時間はまだあったので、ついでに庭の雑草取りを1時間だけやった。

 顔から汗が吹き出し、顎から滴り落ちた。ふと、「雑草取りで汗を流している場合じゃない!」と思ってしまった。

 唐突なようだが、自分の中ではそれなりの流れがあった。

 子どもが二人とも大学生になり、少しは自分の時間が出来るかと思いきや、“J”がやって来て、これがまたかわいいので、出勤前の散歩と、帰宅後の散歩もほぼ私が担当した。すると自然、日々自宅と職場の往復となった。

 “J”との生活にも慣れた頃、ベテラン職員が退職し、仕事が忙しくなった。忙しいながらも仕事のリズムが出来始めたのが7月に入った頃だった。

近年、身体の柔軟性が無くなり、肩こりや腰痛なども出やすくなって来たので、ヨガかスイミングかジムに通いたいと思うようになっていた。

 フルタイムで働き、朝夕の“J”のお散歩もして、お稽古を始めたら、疲れてしまうかなと思うと決断出来ないでいたが、その日、雑草取りで汗を流すより、何か自分のためになることで汗を流したい、と思ってしまったのだ。

 このまま人生終わらせたくないと、大げさに言えば思ったのだ。いくつかの候補の中から、ホットヨガの体験に申し込み、しばらく続けてみることにした。

 何かを始めたことに意味があるので、気負わず、飽きたらまた他のことをやればいい位の気持ちでいる。